日本随一の書店街と言えば、東京都千代田区神田にある神保町(じんぼうちょう)だ。10月27日より毎年恒例の「神田古本まつり」が開催されている。
「神田古本まつり」は実用書から絵本、参考書・専門書に至るまであらゆるジャンルの本100万冊が一堂に会する本の祭典だ。入手困難な本がお財布に優しい価格でゲットできるチャンスらしい。早速行ってみた。

「神田古本まつり」は毎年、秋の読書週間に合わせて行われている。期間中様々なイベントが行われているが目玉は何と言っても「青空掘り出し市」と「神保町ブックフェスティバル」だ。これらのイベントでは、手に入りにくい本をお買い得に購入することができる。

古書、というとなんだかカタいイメージがあるが、小説や絵本、料理本や楽譜、理系文系を問わず様々なジャンルの本が並べられている。目だたない汚れのあるアウトレット品やサイン本などもある。期間中、本を入れ替えるそうなので時間が許す限り何度でも訪れたいところだ。また、ブースを出していない書店でも協賛セールとして、店内の商品を割引価格で販売しているところもあるので要チェックだ。

入手困難な本を一挙に購入できるチャンスということもあって、大きなリュックやキャリーバッグで参戦の常連さんも多い。また、要所要所に宅急便サービス所があるので、そこから郵送も可能だ。

理系文系を問わず専門書は5000円~1万円くらいするもの。記者も学生時代はなけなしの金をはたいて買っていたものだが、ここでは1000円程度から手に入ってしまうのに驚きである。

ちなみに記者と同行者は理系専門書を2冊で4500円を800円で、また専門書店で900円前後で売られている海外版の漫画を1冊10~30円で購入。なかなか売られていないマイナー言語の本を超破格で入手できたのは嬉しい限りだ。

「神保町ブックフェスティバル」は残念ながら30日で終了したが、「青空掘り出し市」は11月3日(木・祝)まで開催中だ。場所は地下鉄神保町駅下りてすぐ、駿河台下から専大前交差点の靖国通り沿いで行われている。お時間がある方は一度のぞいてみてはいかがだろうか。

写真:Rocketnews24.

参照元:本の町 神田神保町オフィシャルサイト

▼会場はまさにお祭りムード一色

▼文系の専門書も

▼理系の専門書も

▼絵本もあったよ

▼こちらが戦利品、専門店だと1冊900円くらいするのがナント4冊110円

▼こののぼりが目印です

▼雨が降るとカバーが! 天候回復が見込まれない場合は中止になるのでご注意を!