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【パンチョの新業態】代々木『ごちそうスープパスタ』に行ったら客席が女性ばかりで衝撃! 「パスタ界の二郎」を封印したオシャレ店だが課題も…

19時間前

「改めてナポリタンは、うまいと言わせたい」のキャッチコピーでお馴染みの「スパゲッティーのパンチョ」は、どちらかといえば男性向けのお店。いわゆるガッツリ系で、量もさることながら味が濃く、ボリューミーなトッピングも売りのひとつである。

そんなパンチョが、2026年10月2日に新業態のスープパスタ専門店「ごちそうスープパスタ」をオープンした。このお店もまた、男性向けなのかと思いきや、お店に行ってみたところ、並んでいるのは女性ばかり。

どうやら、これまでとは違う客層の取り込みに成功しているようにも見える。だが、利用してみたところ、課題になりそうな点が見えてきた。

・女性客の取り込み

パンチョは全国に50店舗以上を展開する、スパゲッティー専門店。ナポリタンをメインにミートソースやカレーも提供している。私(佐藤)も何度か利用したことがあるが、店内の客層はほぼ男性。イメージとしては、「パスタ界の二郎」という印象がある。


おそらくかねてから女性層を取り込みたい狙いはあったはずだ。代々木にオープンしたごちそうスープパスタは、まさしくその狙いを形にしたようなお店である。ちなみにお店の略称は「ごちスパ」らしい。


さて、このお店の隣には「JB’s TOKYO」がある。この2店舗が隣り合っているのは、なかなか強いな。


・メニュー

昼時とあって、店前には5~6人の列。これがなかなか進まず結局入るまでに30分かかった。その理由は入店して食事を始める段階で理解できた。そのことについては後述しよう。

入店を待つ間に、店頭のメニューを確認。おすすめは「欲望のスープスパ」とのこと。そのほかボンゴレ・ペペロンチーノ・クリームソース・カルボナーラなど、パスタのスタンダードはひと通り揃っている。


ランチタイム(11~15時)はフォカッチャ|ジャスミンティー / ウーロンティーがついている。このフォカッチャはおかわり自由だ。


ようやく入店して席に着く。ふと周りを見ると、お客さんはほとんど女性。パンチョでは見ることのできないような客層が席を満たしている。それで注文は、スマホでQRコードを読み込む方式である。


卓上にはガーリック・チリ・ハーブの3種のオイル。それから胡椒と辛味スパイスが置かれている。これで味変を楽しむということだな。


頼むのはおすすめの欲望のスープスパ、ランチフォカッチャ付きでMサイズ税込1661円。


好みでトッピングによりカスタマイズが可能だ。最大20個まで追加可能とのこと。


トッピングはパスしたが、余ったスープで作ってもらえるという「〆のチーズリゾット」(税込330円)は追加しておいた。


・味はキッチリ、でも課題も

注文から約10分で料理が出てきた。器ギリギリに入ったスープスパ。それに小ぶりのフォカッチャがセットだ。


こぼれんばかりに器を満たすスープ。最近こういうパスタが流行っているのか? そういえば、銀だこでお馴染みのホットランドも同じような業態の「ワイルドレッドパスタ」を展開しているし、「スープスパゲティ食堂 ズッパ」というチェーンもあるという。

今後のトレンドになりそうなスタイルなわけだが、何よりも驚くのはこれがパンチョの新業態であるということだ。このルックスからパンチョらしさは微塵も感じられない。

あの武骨なパンチョスタイルを封印したことによって、ちょっとオシャレなイタリアンな印象さえ漂う。それによって、女性客に上手く訴求できているようだ。


早速スープをひとすすり。挽肉と魚介、それから西京味噌を使って、トマトと牛乳で仕上げたというお店の名物なのだが、トマトはわかるが牛乳の味は感じない。結構辛いんだけどな、味も濃いし。味の濃さに隠しきれないパンチョの姿が垣間見える。


麺はちゃんとアルデンテ。ツルリとした食感の向こう側に、芯のある歯ざわり。スープスパである以上は、麺が緩くなる可能性があるので、茹で時間を短くして提供時にちょうど良い硬さになるように調整しているのだろう。


小ぶりながらもフォカッチャの出来も悪くない。モッチリとした噛み応えで、スープに浸して食べるのにふさわしい焼き上がり。


これがおかわり自由なのは、結構お得かも。これもまた女性を惹き付ける要素になっているのではないだろうか。


麺をひと通り平らげたところで、リゾットをお願いすると、スープの残った皿は一旦下げられる。少しして器が変わってリゾットになって帰ってきた。


リゾットの米粒もちゃんとアルデンテ。おさえるところはしっかりおさえて調理しており、全体的な味のクオリティは高い。ワイルドでワンパクなパンチョに対して、上品でキッチリしたごちスパ、2つのブランドのすみ分けがしっかりできている。

料理に関して満足したのだが、もう少し提供に工夫が必要なのでは? と思った。というのも、提供に時間がかかるから店前に列ができているのだ。それからスープスパがアツアツ過ぎて、サッと食えないのも、滞在時間を伸ばす要因のひとつになっている。

冷めているよりもアツい方が良いのはもちろんだ。だが、口の中をヤケドするじゃないか? と恐るおそるスープをすするので、どうしても時間がかかってしまう。

列はできるけど回転率は低そうなので、行列がどれだけ売上に貢献しているのかは、わからないところである。この辺をスムーズにすると、さらにお店は繁盛する気がする。おそらく多店舗展開も考えているはずなので、回転率の向上が課題になるかも。

いずれにしても、このお店を足がかりにパンチョはさらに発展するのか? 今後が気になるところだ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ごちそうスープパスタ 代々木店
住所 東京都渋谷区代々木1-33-3
時間 11:00~23:00
定休日 なし(年末年始を除く)

参考リンク:PRTIMES、スパゲティーのパンチョ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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