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【立ち食いそば放浪記400】日本一安いかけそば! 2026年9月現在も1杯170円の『三吉うどん』に値上げについて聞いてみた

約1時間前

日本一安いかけそばを教えて! そう、Geminiに聞いてみたところ、公式に言われているわけじゃないが、江東区JR潮見駅にある『立喰そば大むら』のかけそば200円が日本最安級であることを教えてくれた。

かつて池袋の飲み屋『大都会』では100円だったが、あそこのかけそばも今や330円。かけそば価格も世につれという感じである。念のため、「200円以下で食べられる店を教えて」とも聞いてみたけど回答はほぼ変わらず。

だが、大阪の新世界には2026年9月17日現在、かけそばが170円の立ち食いうどんそば店がある。GoogleのAIを超える最安ここにあり。おそらく、かけそばが日本一安いその店の名前は『三吉うどん』だ。

・最安2トップ

その安さで一部で知られるこの店。入店してみると客は近所感満載のくだけた雰囲気で訪れる人が多く、地元住民に親しまれていることが伝わってきた。

ただ、新世界近辺のことを知る人ならば「日本一安い」というのは違うと思うかもしれない。なぜなら、同じく新世界のジャンジャン横丁にある立ち食いうどんそばチェーン『松屋』も、かけそばが170円なのである。日本一というか、2トップだったのだ。

「だった」と言ったのは、先日、『松屋』新世界店に行った際、そばメニューが30円値上げされ、かけうどんそばが200円になることが告知されていたからである。


・最安戦争の行方

GoogleのAIにさえ見えない隙間で繰り広げられていた新世界かけうどんそば最安戦争。その均衡が崩れるのか? そう、今回改めて『三吉うどん』を訪れたのは最前線の状況を見極めるためである。

まず、店内に値上げの貼り紙はない。かけそばを注文してみると、価格も間違いなく税込170円だった。ここ数年の物価高騰を考えると、昔より安くなっているとも捉えられる。

そばの味については『松屋』と特にどちらが上という違いもない。麺もつゆも気楽を煮詰めた感じである点に最安オーラが漂っている。だが、強いて違う点をあげるなら、つゆの味は違う。

共に、透明な大阪っぽいつゆで薄味なところは同じなんだけど、『松屋』のつゆの味には鰹出汁的な角が感じられるのに対し、『三吉うどん』のつゆには昆布のまろやかさが感じられる。とろろ昆布も乗ってるから昆布派は『三吉うどん』が良いかもしれない。


・値上げの予定はあるか

とはいえ、好みが分かれるほどクオリティーに差はない。そんなわけで、食べて改めて「『三吉うどん』は値上げしないのか?」ということが気になった。そこでかけそばを作ってくれたスタッフさんに値上げについて話を聞いてみたところ……

「今のところ特に値上げの予定はない」とのこと。まあ、あくまで雑談レベルの会話ではあったが、しばらくは『三吉うどん』が新世界最安うどんそばの王となることは間違いなさそうだ。

かつて『松屋』のかけが150円だった頃から価格が変わっていない『三吉うどん』のかけ。目まぐるしく変化する世界で、変わらないものがここにはある。通天閣のメインストリートからは外れた路地に下町の息遣いを感じたのだった。

・今回紹介した店舗の情報

店名 三吉うどん
住所 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
営業時間 9:00~14:00
定休日 火・水

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼現状は特に値上げは予定してないとのこと

▼少なくとも15年くらいは170円をキープしてると思われる

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