
「よなよなエール」「水曜日のネコ」「インドの青鬼」など、名前もパッケージも個性豊かなクラフトビールを生み出しているヤッホーブルーイング。
そのヤッホーブルーイングが2026年7月、大阪府泉佐野市に体感型ブルワリー「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」をオープンした。
最大14種類のクラフトビールや巨大アート、ゲーム、醸造所ツアーまで楽しめるらしい。
事前情報を聞いただけですでにワクワクするではないか。ということで、オープンから間もない時期に早速行ってきた!
・関西空港からも近い
よなよなビアライズがあるのは、大阪府泉佐野市の「りんくうタウン駅」から徒歩約4分の場所。
関西空港から電車で1駅とアクセスしやすく、以前紹介した、泉佐野市の公式キャラクター「イヌナキン」のミュージアム「イヌナキンハウス」がある駅でもある。
駅からそれほど迷うことはないと思うが、建物の屋根いっぱいに描かれた巨大なビールのイラストが目印だ。
ちなみに、入場料は無料だが、2026年9月現在、館内への入場には事前予約が必要。予約なしでは入場できないため注意してほしい。
・一歩入った瞬間からヤッホー
予約名を受付で伝えると、リストバンドを渡された。入場時間や飲酒可能な年齢かどうかなどを、このリストバンドで判別しているようだ。
館内に入って、まず目に飛び込んできたのが、5つのタンクが並ぶ「KURADASHI TAP」。
醸造所内のタンクとタップルームがパイプで直接つながっており、できたてのビールを自分の手で注いで飲めるという。これは後ほど体験するとして……、それよりも見てほしい、この空間を!
ガラスの向こうにある醸造エリアまで、大きな壁画が途切れることなく続いている。
これはヤッホーブルーイングのミッション「ビールに味を! 人生に幸せを!」をイメージしたもの。多様な人や生き物が、ビールを片手に自由に楽しむ様子が描かれている。
全体を眺めるだけでも迫力があるのだが、近づいて細部を見ていくとさらに面白い。
紫式部の隣にギャルがいたり、イヌナキンがいたり……。それぞれのキャラクターに物語がありそうで、美術館の作品を見るように、じっくり眺めたくなる。
ビールの商品名やパッケージからも遊び心が感じられるヤッホーブルーイングだが、この施設もまさにその世界観そのものだった。
・この時計、実は
館内は壁画だけでなく、小物までいちいち素敵である。
なかでも注目してほしいのが、壁に掛けられた時計だ。一見すると、普通におしゃれな時計なのだが、実は、ある秘密が隠されている。
ここでタネ明かしをしてしまうのはもったいないので、答えは伏せておこう。特に説明が書かれているわけではないため、訪れた際はぜひ意識して見てほしい。
気になる人は、スタッフさんに聞いてみるといろいろ教えてもらえるぞ。
・最大14種類から飲み比べ
まだまだ館内を見て回りたいが、喉も渇いたので、ここらでビールをいただこう。
タップルームの中央にある「YORIDORI TAP」では、定番商品やエリア限定商品など、最大14種類のクラフトビールが提供されている。
私は3種類を少しずつ楽しめる飲み比べセット「BEER FLIGHT(1485円)」を注文。おつまみには「ワカモレ&チップス(550円)」を選んだ。
正直にいうと、楽しさに浮かれて、それぞれの細かな味の違いまでは覚えていない。ただ、色も香りも味わいも個性豊かで驚いたことは覚えている。もちろん、どれもおいしかった!
ソフトドリンクも用意されているので、お酒が飲めない人や子どもと一緒でも利用できるのがありがたい~。
・醸造所直送の無ろ過ビールを自分で注ぐ
さらにスタッフさんにおすすめしてもらったのが、入口で見かけた「KURADASHI TAP(990円)」だ。
醸造所内のタンクからパイプで直接運ばれてきた、無ろ過の「よなよなエール」を自分でグラスに注ぐことができる。
さっそく挑戦してみると、これが意外と難しい。恐る恐るレバーを動かすと泡ばかりになってしまうため、グラスを奥まで差し込み、思い切って一気にレバーを引くのがコツらしい。
ほぼスタッフさんにやってもらいながら、なんとか完成!
無ろ過ならではの風味は好みが分かれるかもしれないが、醸造所から届いたビールを自分で注いで、その場で飲むという体験まで含めて特別感がある。
飲み比べに蔵出しビール。いい感じにほろ酔いになってきて、ますます楽しくなってきたぞ。
・ビールを飲みながらゲームまで
館内には、ビールを飲みながら楽しめるゲームアイテムや本なんかも用意されていた。
開放的でおしゃれな空間に座り、クラフトビールを少しずつ飲みながら、それぞれの時間を過ごす。ただ飲んで終わるのではなく、ここで過ごす体験や空気感そのものを楽しめるようになっているのだ。
そんなこんなで、没入している頃に、スタッフさんからそろそろ終了時間だと声をかけられた。
えっ、もう!? 壁画も展示も、もっとじっくり見たかったし、ゲームもまだ途中。名残惜しすぎる……。
・醸造所見学ツアーが羨ましい
なお、よなよなビアライズでは、実際の製造エリアに入る「大人の醸造所見学ツアー(3630円・要予約)」も開催されている。
約90分かけてビールの製造工程や歴史を学び、設備を見学するほか、蔵出しビールの試飲やテイスティングも楽しめるという。
本当はこちらにも参加したかったのだが、対象は20歳以上。今回は子連れだったため、申し込むことができなかった。
滞在中、ガラスの向こうでは、ツアー参加者たちが醸造所内を楽しそうに見学している。う、うらやましい……!
とはいえ、負け惜しみではなく、ツアーに参加しなくても十分に楽しめた。巨大アートや展示を眺め、個性豊かなビールを飲み比べ、工場直送の一杯を自分で注ぎ、ゲームまでしていたら、時間があっという間に過ぎてしまったほどだ。
そうそう、最後にトイレのマークまでかわいかったことも付け加えておきたい。どこを見てもヤッホーブルーイングらしい遊び心が詰まっている。
でも、ガラス越しに見た醸造所の中は、やっぱり気になる……。次回は、「大人の醸造所見学ツアー」に参加するぞ! ヤッホー!
・今回訪れた施設の詳細
施設名 ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ
住所 大阪府泉佐野市りんくう往来北1-24 ヤッホーブルーイング大阪醸造所
時間 11:00~18:00
定休日 月~木曜日
参考リンク:ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
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