行列がいつも絶えなかったりインフルエンサーが絶賛していたりといったお店は、行ってみるとやっぱりおいしいことが多い。

けれど、そこまで有名じゃないけれど、「自分にとってはピカイチ!」というお店もあるものだ。

私にとってその1つが、西武新宿線下井草駅近くにある「アジアン食堂 Risha Dinning(リーシャ ダイニング)」。ここの曼荼羅のように美しい「ネパールランチセット」をぜひ皆さんにも知ってほしい~~~!

・とりあえずこのビジュアルを見てほしい。

下井草駅の南口を出て、商店街を2分ほど歩くと見えてくる「アジアン食堂 リーシャ ダイニング」。

カレー&ナンのセットなどもあるけれど、私のイチオシがランチタイムに提供している「ネパールランチセット」だ。

初めて目にしたときはビビった。大きな金色のプレートには、半分を占めるまでにダルカレー(豆のカレー)が注がれている。

それをせき止めるかのようにダムの要領で白ご飯が盛られ、その奥には右からチキンカレー、青菜の炒め物、ゆで卵、アチャール(お漬物)が添えられている。

典型的な「ダルバート(ネパールの国民的定食)」の構成でありながら、これまで目にしてきたようなオーソドックスなダルバートのビジュアルとはかなり異なる。

しかも、ごはんの両端に置かれたきゅうりとニンジン is 何。ハートマークにしようという心意気が可愛すぎないか……!!!

これらが相まって、全体のビジュが爆発している。なんというかこれはもう1つのアートにすら見えてくる。神々しいまでの美しさを感じて、「曼荼羅ってこういうコト…?」と宇宙にまで意識が飛んでしまう。



・幸福感に満たされる1皿

とはいえ、これは鑑賞品ではなく食べ物なので容赦なくいただいていく!

なみなみと注がれたダルカレーはサラサラしたスープ状でありながら、豆の旨味とスパイスが凝縮されている。ごはんと一緒に口にするとしみじみとおいしい。「日本で言うところのお味噌汁のような存在」と言われるのも納得だ。

チキンカレーはガツンとした辛さで刺激的。小松菜らしき青菜はシャキシャキとしたフレッシュな食感。アチャールの具材は大根、ニンジン、きゅうりかな? さまざまなスパイスが複雑に絡んでいて、さわやかでありながら滋味深い。

さらにゆで卵に至っては揚げ焼きにしてあるという手の込みよう。ただのゆで卵でもいいはずなのに、なんでここまでしてくれるの……!?

そしてダルバートといえば、混ぜ合わせて食べるのもおいしく食べる秘訣。途中でごはんやカレー、おかずをぐちゃぐちゃにすればさらなる深みが生まれ、無限のハーモニーを楽しめる。


シンプルに量が多いというのもあるが、食べた後はあまりの幸福感にいつも無心状態になってしまう。

お店のアットホームな雰囲気と店員さんのやさしい接客も好き。これまで10回以上「ネパールランチセット」を食べているが、食べるたびに毎回感動している。だから記事で紹介させてもらえないかとおそるおそる尋ねたところ、「いいよ!」と笑顔で快諾してくださった。

ほんとはヒミツにしておきたい、けどこのおいしさ、たくさんの人に伝えたい……!! 

今回紹介した「ネパールランチセット」はドリンク付きで税込み1100円。絶対的幸福感を味わえるお店なので、ちょっと気分がクサクサしてるときなどにお腹と心を満たしにぜひ行ってみてほしい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 アジアン食堂 Risha Dinning
住所 東京都杉並区下井草3丁目41−9 TSビル 101号室
時間 月曜日11:00~23:00(L.O.22:30)/ 水~日曜日 11:00~翌2:00 
休日 定休日なし(不定休日あり)

※ランチタイムは11:00~16:30まで
※「ネパールランチセット」のカレーはチキン、マトンから選択

参考リンク:アジアン食堂 Risha Dinning
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:Rocketnews24