
2026年7月27日から全国の吉野家(一部店舗を除く)で『牛金目鯛の煮付け定食』が販売されている。牛丼の吉野家がなぜ金目鯛? ……と思わなくもないが、金目鯛の煮付けが手軽に食べられるのは非常にありがたい。
金目鯛なんて久しぶりだな……なんて思いつつ吉野家に足を運んだところ……あれ? 結果的に『牛金目鯛の煮付け定食』は、探そうとして探さないと辿り着けない謎のメニューだったのである。
・魚シリーズ第二弾
公式サイトによると『牛金目鯛の煮付け定食』は、吉野家のこだわりの魚と牛肉が楽しめる「魚シリーズ」の第二弾であるらしい。すでに5月には「牛ほっけ定食」を販売していたそうだ。
金目鯛は言わずと知れた高級魚であり、少なくとも牛丼チェーン店でひょいひょい出てくるような食材ではない。鮭やホッケならまだしも、まさか吉野家に金目鯛が登場するとは思わなかった。
わざわざ吉野家で金目鯛を食べる必要があるかはさておき、選択肢が増えることはとてもありがたい。「吉野家の金目鯛の煮付け」も普通に気になったため、吉野家へと足を運ぶことにした。ところが……。
・え?
タッチパネルで探そうとも『牛金目鯛の煮付け定食』が見当たらない。期間限定のタブに「牛スタミナ焼肉丼」や「とろろおくら牛丼」はあっても『牛金目鯛の煮付け定食』は発見できなかった。
もしかしたら売切れ? それとも店舗限定メニューなのか? タッチパネルを注意深く操作し続けていると、ようやく「定食・W定食」のタブの中に『牛金目鯛の煮付け定食』があった。
トップページにも期間限定にも表示されないとは、吉野家は『牛金目鯛の煮付け定食』を売るつもりがあるのか……? 少なくとも「存在を知らなければほぼ辿り着けないメニュー」であることは間違いないだろう。
で、その『牛金目鯛の煮付け定食』は899円で、牛皿なし・おしんこアリの『金目鯛の煮付け定食』が789円。今回はもちろん『牛金目鯛の煮付け定食』をオーダーした。
・金目鯛のポテンシャル
やってきた『牛金目鯛の煮付け定食』の金目鯛はそれなりの大きさで、特に小さいとは感じない。金目鯛の切り身ならば「こんなもんでしょ」というサイズ感ではないだろうか?
さっそく食べた金目鯛の煮付けは……めっちゃウマい! やや甘めな味付けは金目鯛とよく合い、おそらく誰が食べても「美味しい金目鯛の煮付け」と感じるハズ。これが吉野家で食べられるのはデカい。
無論、高級料亭や漁港近くで食べる煮付けには劣るものの、おそらく金目鯛は素材そのもののポテンシャルが高いのだろう。吉野家というよりも「金目鯛すげえ」と感じずにはいられなかった。
また、身はもちろんタレをご飯にかけるのが最高で、金目鯛の希少性を考えるとちょっと非日常感さえ感じた次第だ。牛皿を脇役にできるほど吉野家の『牛金目鯛の煮付け定食』は優秀な定食であった。
とはいえ『牛金目鯛の煮付け定食』は、気付かないと辿り着くのが難しい商品である。味については間違いないので、興味がある人はぜひタッチパネルを深掘りして探し出して欲しい。
参考リンク:吉野家
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.