
ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。
今日は、ナイロビで見つけた「ちょっと不思議なレストラン」の話である。
その店の名前は「Najma’s Kitchen(ナジマズ・キッチン)」。
お腹が空いていたので、ポテトを買いに立ち寄った。
でも店に着いて最初に思ったのは、
「……入口はどこ?」
ということだった。
普通のお店ならドアがあって、「ここから入ってください」という場所があるよね。
でも、この店は違った。
壁が開いているところなら、どこからでも入れてしまうような造りだったんだ。
僕も近くにあった開いている場所から、そのまま店の中へ入った。
すると、入口の近くには大きなネコがいた。
ネコは僕のことなんて気にもせず、床のほうをじっと見つめている。
「ネズミでも探しているのかな」
そんなことを思いながら店の中へ進んだ。
店内を見ると、働いているスタッフは少なく、少し散らかった印象だった。
忙しい時間ではなかったせいか、お客さんもあまりいなかった。
僕はスタッフに、
「ポテトをください」
とお願いした。
でもスタッフは椅子に座ったままで、急ぐ様子はまったくない。
ケニアではこういうことも珍しくないので、僕ものんびり待つことにした。
数分後、スタッフがようやく立ち上がり、
「今から温めるね」
と言った。
温かいポテトになるなら、それはうれしい。
そこで僕は、
「塩は少なめでお願いします」
とお願いした。
ところが、できあがったポテトを見ると、
塩が思った以上にたくさんかかっていた。
「ちょっと多そうだな」
とは思ったけれど、そのまま受け取って車へ戻った。
値段は50ケニアシリング(約58円)。
かなり安い。
車の中でひと口食べる。
すると最初に感じたのは、ポテトのおいしさではなく、塩だった。
とにかくしょっぱい。
せっかく揚げたてなのに、塩が強すぎてポテトの味がよくわからない。
気分を変えようと思ってトマトソースをつけてみた。
でも、そのソースも水みたいにサラサラで、あまり味を感じなかった。
結局、最後まで「おいしい」と思うことはできなかった。
50ケニアシリング(約58円)という値段は魅力だけど、僕ならもう少しお金を出して、おいしいポテトを食べたいと思ったよ。
安いには、やっぱりそれなりの理由があるのかもしれないね。
それでは、また次回。
クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.