
これまで、大人の習い事として編み物やボイトレのレッスンを体験してきた私(夏野)。
今回挑戦するのは、これまでとはひと味違う “DJ” だ。
DJと聞くと、クラブで大音量の音楽を流し、スクラッチをしている人。正直、チャラい世界なんじゃないか……というイメージだった。
いや、DJを甘く見ていた。こんなに奥深くて面白い世界だったとは。
・DJスクールの扉を開く
お邪魔したのは、横浜駅西口から徒歩約8分の「AlphaTheta 横浜DJ Lab」。
DJ機器メーカー・AlphaThetaが運営するスクールで、「DJをもっと身近に」をコンセプトに、各種レッスンなどを開催している。
今回は許可をいただき、無料体験レッスンの様子を撮影させてもらった。
こちらがレッスン会場。
イケイケキラキラな雰囲気だったらどうしよう……とやや緊張していたが、そんな心配は無用だった。むしろ、地域のカルチャー教室のような、ゆったりとした雰囲気でホッと一安心。
勝手に「DJ機材=巨大でゴツい」というイメージを持っていたのだが、思った以上にコンパクトでスタイリッシュ。事前にYouTubeで少し予習はしたものの、ほぼ何も理解していない状態でスタートした。
まずは、DJについて、簡単な説明から。
DJというと、やはりクラブのイメージが強いが、最近では、スポーツイベントやアパレルショップ、商業施設など、さまざまな場所で活躍しているそうだ。曲と曲を自然につないで、その場の空気を作るのがDJの役割らしい。
担当してくれた先生は、現役DJで始めた理由は「モテたかったからです」とのこと。
以前、まったく別の職業の人を取材した際にも、同じ理由を聞いたことがある。「モテたい」という気持ちは、案外、人を行動に駆り立てる強力なエネルギーなのかもしれない。
ちなみに先生は、実際にモテたそうだ。
・DJは、音楽版パズルだった
説明の後はいよいよ実践。
今回は先生が用意した曲を使い、ミックス(曲と曲をつなぐ)というDJの基本を教えてもらう。
もちろん、いきなりすべての機能を覚えるわけではない。初心者向けに必要な操作だけを体験できるので、初めてでも安心だ。
拍を数えながらタイミングを合わせ、次に流す曲を考え、フェーダーを動かして自然につないでいく。
正直、もっと勢いとノリだけでやるものだと思っていたが、実際は、思っていた以上に頭を使う。
拍を数えながら次の展開を考え、タイミングを見極める作業は、まるで音楽版のパズル。しかも、どんな雰囲気を作るかはDJのセンス次第で、論理的な部分と感性の両方が求められる奥深い世界だった。
ちなみに、DJといえばレコードをシャカシャカこする “スクラッチ” を思い浮かべる人も多いだろう。本来は簡単な技ではないそうだが、雰囲気だけ体験させてもらった。
これが妙にクセになる。特に意味もなく何度もスクラッチをやりたくなり、「DJやってる感」を存分に味わわせていただいた。
・若い人だけの趣味じゃなかった
ちなみに、この日はほかに、40〜50代くらいの男性も体験に来ていた。DJというと若者のカルチャーという印象があったが、実際には年齢を問わず楽しめる趣味なのかもしれない。
レッスンは約40分で終了。無料体験ということもあり、DJの入口だけを体験する内容だったが、それでも十分に新しい世界に触れることができた。
編み物やボイトレもそうだったが、大人になってからの習い事には、自分が知らなかった楽しさがまだまだ残っている。DJも、そのひとつだった。
40分前までは、自分とは無縁の世界だったのに、帰る頃にはもう一回やりたいと思っている自分がいた。
少なくとも次にDJを見かけたら、以前よりずっとワクワクしながら音楽を楽しめそうだ。DJがつくりだす音楽に合わせて、全力でノリノリになろうと思う。
・今回訪れた施設の詳細
店名 AlphaTheta 横浜DJ Lab
住所 神奈川県横浜市西区楠町27-9 横浜ウエストビル1階
参考リンク:AlphaTheta 横浜DJ Lab
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
▼自分の好きな曲でDJできたら、絶対楽しいだろうなぁ
▼同行した小学生の娘たちもノリノリで楽しんでいた