
約2年間愛用しているミレーの『ドライナミック メッシュ』。これまで当サイトでも「汗対策ならミレーの “網” 一択」と何度も書いてきた。ところが最近、私(あひるねこ)の評価は少し変わりつつある。
昨年イオンの網インナーを購入して以来、今ではむしろイオンを選ぶ日の方が増えてしまったのだ。
純粋な性能だけなら今でもミレーの方が上だと思っているが、それでも私がイオンを着るようになった理由は、皮肉なことにミレーの汗抜け性能が高すぎることにあった。
・1年前の評価
約1年前、イオンの『肌側ドライ メッシュインナー』を初めて試した。ミレーとの違いについて、私は当時の記事で以下のように記している。
「試しに個人的な満足度を数値化してみよう。ミレーの網を100点満点中130点とするなら、イオンの網は80点といったところか」
そう、当時の私の評価は「イオンも十分優秀だが、やはり最強はミレー」というものだった。
実際、汗を肌から逃がす性能だけで言えば、今でもその評価は変わらない。ミレーは本当に別格だ。
しかし、その後約1年間イオンを着続けた結果、今の自分にとってはイオンの方が都合がいい場面が多いことに気付いてしまったのである。
・重ね着をやめた
本来、この網インナーは吸汗速乾インナーと組み合わせて使うことで真価を発揮する。
肌の上に網を着てから、その上に吸汗速乾インナーを着て、最後にTシャツを着る。網が肌の汗を吸い上げ、それを速乾インナーが乾燥してくれることで肌側は常にドライ……というのが理想的な形だ。
私もしばらくはその3枚構成で着ていた。しかし最近は、真ん中の吸汗速乾インナーを着ることがほとんどなくなった。
登山へ行くわけでもないのに毎日3枚着るのは、正直ちょっと面倒なのである。加えて、以前よりもオーバーサイズのTシャツを着なくなったことも大きい。
最近は網インナーの上に直でTシャツを着るのが基本スタイルに。ところが、この着方に変えてから一つ気づいたことがある。
・性能が高すぎるという落とし穴
結論から言うと、ミレーを着ている時の方が、Tシャツの汗染みが目立つようになったのだ。あくまで私の実感だが、どうやらこれはミレーの性能の高さが原因ではないかと思う。
網インナーは表面から汗を吸い上げ、外側へ逃がしてくれる。
それはミレーもイオンも同じなのだが、私の着方だとミレーの吸い上げる性能が高すぎて、汗がそのままダイレクトにTシャツへ移動。結果として、汗染みが目立ちやすくなるという不幸な現象が起きてしまうのだ。
一方、イオンはそこまで強力ではない。もちろん汗が肌に残って不快になるわけではなく、汗冷えもしっかり防いでくれる。
ただ、私が着比べた限りではミレーほど汗がTシャツへ移らず、汗染みは比較的目立ちにくい印象だった。
つまり、私のように網インナーの上にそのままTシャツを着たい人間にとっては、ミレーよりもイオンくらいの性能の方がちょうどいいのだ。
・日常使いならイオン
現在の両者の価格は、ミレーがAmazonにて税込4662円、イオンが税込2178円(2026年7月14日時点)。イオンはミレーの半額以下で買えてしまう。
もちろん、純粋な汗抜け機能だけ見ればミレーの方が上である。本格的な登山やアウトドア用ならミレーを選ぶべきだろう。
しかし、日常使いにおいては「インナーをもう1枚着るのは面倒」と感じる人もそれなりにいるはずだ。
そういう人には、安く、それでいて汗冷えや不快感を防ぎ、Tシャツの汗染みも比較的目立ちにくいイオンの『肌側ドライ メッシュインナー』をおすすめしたい。
参考リンク:イオンスタイルオンライン『肌側ドライ メッシュインナー』、Amazon『ドライナミック メッシュ』
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼何度も言うように、網インナーを着用すると高度な変態が誕生してしまう。初めての人は鏡を見て驚かないでほしい。