
その商品写真は、あまりにもマンガだった。チャーシューと唐揚げの作る壁が急勾配すぎるのだ。まるで、初期のドラゴンボールに登場する山。コレ、一体どうやってデリバリーするんだ!?
──というわけで、今回の出前アプリ検証は私が数日前にウーバーイーツで見つけた「二郎系チャーシュー&爆盛り丼」をピックアップしたい。商品写真ではとんでもないデカ盛りグルメに見えるが、果たして実態は……!?
・二郎系?
お店の名前は「豚エース」といい、デリバリー専門のゴーストレストラン。ググると都内以外にも店舗がヒットするので、私の近隣にだけ存在するわけではなさそうだ。
メニューが全国で同じかどうかはわからないが、私が確認した範囲では「二郎系チャーシュー」と「唐揚げ」の丼がメインのお店のもよう。
よくよく見ると、チャーシューだけの商品もあれば唐揚げだけの丼もあり、はたまた両方のっているパターンもある。
共通しているのは、どれもボリュームがすごそうってことだ。それだけ商品写真のインパクトが強烈。
ただ、説明には「ご飯○○gで唐揚げ○個」と内容がしっかり書かれているので、そのあたりをしっかり読んでから買えば「思ったよりボリュームがない……」となるのは避けられそうでもある。
さて、どれにしようか。悩んだ末に私が選んだのは、「【爆盛り】二郎系チャーシュー&唐揚げ丼(焼き豚4枚・唐揚げ6個・ご飯380g)」という商品。価格は2660円(送料別)だ。
商品写真を眺めているだけで指がギトギトしてきそうなコテコテ具合。実際はどんな感じなのか?
数十分後、届いた実物を手にした時点で商品写真とのギャップを感じた。上方向に盛り盛りしてないのだ。開封してみたところ……
やはりだ。真横から写真を撮ろうと思ったけど、高さが全くないので器しか写らない。諦めて俯瞰(ふかん)で撮るか……となるような商品であった。
商品写真ではヒマラヤくらい隆起していたのに、実物はモンゴル平原。色々な意味で草生えてる──と言ったら言い過ぎだが、少なくとも岩場くらいのゴツゴツ感しかなかった。
しかし、だからといって「キーーやられた!!」とは全くならなかったのも事実。なぜなら、以前の「ガチでうまいガチ丼屋」と同様に内容量がしっかりと書かれているから。
どう見ても豪快な商品でありながら、商品名の中にそれぞれの個数なども細かく入っており、内容量がわかりやすくなっているのはむしろ好印象。
また、仮に商品写真とあまりギャップのないものが運ばれてきたら、食べるこちらが大変だし、何よりデリバリーするスタッフが大変。
配達スタッフの負担を減らすという意味でも、ヒマラヤ仕様じゃない点に安心した。
・誤魔化しがない
そして何より、商品写真と実物が違うというだけで、デカ盛りであるのは変わらないのが大きい。というのも、唐揚げの1つ1つが大きいし、チャーシューもデカい。
「チャーシュー○枚」と謳(うた)いながら1つ1つが小さいという商品も世の中にはあるが、今回は違う。そのあたりで誤魔化す気がないから、裏切られた感もほぼしないような気がした。
・気になった点
一方で気になったのは味つけ。ニンニクがガッツリでオイリーなのは想定範囲内だとしても、ご飯をスムーズにかき込めるソース的な存在が希薄なのは気になった。
チャーシュー&唐揚げの味つけはしっかりしているものの、それとご飯との親和性を高める調整役が不在というか。
まぁ、その分ニンニクはダイレクトに感じられるので、玄人(?)好みといえばそうなのかもしれないが……。
まさに自分のためにある商品だと感じた人は、出前アプリで「豚エース」がヒットするか確認してみてくれ。その際、商品写真はイメージだと思って注文すること。現場からは以上だ。
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:Uber Eats(iOS)
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▼丼自体は片手で持てるサイズ
▼とはいえミチミチで、重さを量ると778g(容器込み)もあった
▼トッピングを加えてよりジャンクにすることも可能