
UberEats(ウーバーイーツ)やRocket Now(ロケットナウ)などの出前アプリを眺めていると、「それ、どうやってデリバリーするの?」と思う商品に出くわすことがある。
たとえば、先日私が見つけた「ガチでうまいガチ丼屋」なるお店の『甘辛みそ豚丼』もそう。
めちゃくちゃ豪華そうではあるのだが、同時に実物がどうなっているのか気になって仕方がなくなったのである。
というのも、商品写真があまりにも非現実的に思えるのだ。マンガの世界の豚丼と言ったらいいだろうか。なんといっても、豚肉が花びらのように広がっているんだから。
この丼を現実に提供するのは無理ではないか? ましてやデリバリーなんて、難易度が高すぎる。というか、豚肉の一部が重力に逆らった状態になってません?
もちろん、「商品をより魅力的に見せたい」というのはお店として当然の心理。そこはわかる。だけど、実物との差があまりにも大きいと、食べる側としてはガッカリ感が大きくなってしまうもの。
そういう意味で、マンガ的な商品写真を使うことはお店にとってもギャンブルと言える。果たして、この『甘辛みそ豚丼』はどっちに転んでいるのか?
確認するため、注文してみることに。
・いきなり結論
で、結論から言うならば、「甘辛みそ豚丼【ダブル】300(2990円)」の実物はこうだった。
商品写真と比較すると……
正直なところ、実物とのギャップはかなり大きいような気がした……が! だからといって、この丼を写真詐欺だと糾弾(きゅうだん)する気も起きなかった。
なぜなら、ご飯の量などが分かりやすい形で記載されていたから。たとえば、今回私が注文した商品名「甘辛みそ豚丼【ダブル】300」というのだが、この300はご飯の量。
説明部分に「ご飯が300g」と記載するだけでなく、わかりやすいようにメニュー名にも「300」と入れている。
それを見れば買う前から大体の量の想像がつくし、料理写真と実物は違うとわかった上で買う人が多そう。
つまり、客の多くは分かっている。この場合、商品写真が一種の “おめかし” だということを。
一方のお店側も、「そう受け取ってくれるよね?」と分かった上でメイクしている……気がする。
つまり、お互い暗黙のもとに合意が成り立っているのだとしたら、写真詐欺かどうかを論じるのは野暮というものだろう。
・ニンニクがすごい
ちなみに、この丼を開封したときにまず思ったのは「ニンニクすごいな」だった。実物との違いを確認するために購入したのに、それを上回ってきたニンニクの存在感。
料理の説明のところにはニンニクなどの記載はなかったから、ある意味で逆詐欺。「逆ニンニク詐欺」というか、そっち系の味が好きな私には嬉しい誤算だった。
まとめると、今回見つけた豚丼は実物と料理写真のギャップこそあるものの、だからといって写真詐欺と言えるかどうかは微妙。その代わり、逆ニンニク詐欺ではある。現場からは以上だ。
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:UberEats(iOS)
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▼丼を手に持つとこんな感じ。やや大きめだが、比較的標準的なサイズと言っていいだろう
▼サイドメニューもスタミナ系多数。ブレない