ロケットニュース24

膨張したモバイルバッテリーを処分しに行ったらヒヤッとした話。作業員「前に火ぃ吹いた」

約1時間前

ふと気づくと、自宅にあるモバイルバッテリーがパンパンに膨らんでいた。発火や爆発につながるおそれもある危険な状態だ。早く処分しなくては。

以前の記事で「杉並区では区役所に持ち込めた」と読んだ記憶があったため、私(あひるねこ)が住む東京都日野市でも同じだろうと調べてみたところ……なんと市役所での対応は不可。

かなり離れた「クリーンセンター」という施設まで直接持ち込む必要があるという。自転車で恐る恐る現地へ向かう私だったが、そこで作業員のおじさんが放った一言に、思わず背筋がぞっとしたのでお伝えしたい。

・日野市では市役所NG

つい先日、数年前に買ったモバイルバッテリーが膨張していることに妻が気づいた。

私も妻も初めての経験だったが、最近モバイルバッテリーを処分したという編集部の先輩・原田は歩いて区役所に持って行ったという。思った以上に簡単に済んだそうだ。


そこで日野市のごみ分別を調べてみたところ、以下のように書いてあった。


「膨張したモバイルバッテリーはクリーンセンターまで持ち込みください」


初めて聞く施設だが、地図を確認するとなかなかに辺鄙(へんぴ)な場所にある。多摩モノレール万願寺駅から徒歩13分らしい。しかし、ここでふと思った。

いつ発火・爆発してもおかしくない膨張したモバイルバッテリーを持って、電車やモノレールなどの公共交通機関に乗り込んでいいものだろうか?


・自転車で向かう

万が一、車内で発火したら一大事である。考えすぎかもしれないが、こういう時は最悪のケースを想定して行動すべきだろう。面倒ではあるものの、自転車で直接施設へ向かうことにした。


リュックにバッテリーを詰め込み……。


浅川の河川敷をひたすら進む。


しばらく走ると……。


それらしき巨大な施設を発見した。



入口は向こうらしい。恐る恐る進んでいくと……。


建物の入口前に作業員のおじさんが数人待機していた。近づいていくと声を掛けられたので、中には入らず、その場でモバイルバッテリーを手渡す。


書類なども必要なく、住所が確認できるもの(私の場合は免許証)を提示しただけ。まさかこんなにあっさり終わるとは。


・作業員「前に火ぃ吹いた」

さて……帰るか。自転車を押そうとすると、バッテリーを片付けるおじさんたちの会話が聞こえてきた。前後のやり取りは不明だが、ハッキリ聞き取れたのが以下のフレーズだ。


「前に一回、火ぃ吹いだんだよ。シューって。バケツに入れてもまだ火が出てた」


……え?


知識としては知っていたが、やはり実際に発火することがあるのか……!

私はつい先ほど、そんな危険な代物をリュックに入れ、自転車でガタガタと揺らしながら運んできたのである。もし背中で火を噴き出していたらと思うとぞっとする。道中で燃えなくて本当によかった。


この体験を通して、膨張したモバイルバッテリーの危険性を改めて実感。皆さんも見つけたら、なるべく早く自治体のルールに従って処分した方がいい。



・自治体によって全然違う

こうして無事に大仕事を終え、安心しきっていた私。ところが後日、衝撃的な事実を知ることになる。

なんと隣の八王子市では、小型充電式電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリーなど)は、膨張していても通常の「有害ごみ」の収集日に回収してくれるというのだ。


そう、わざわざ自転車をこいで遠くのクリーンセンターまで持ち込む必要がないのである。隣り合っているのに、自治体によってここまでルールが違うとは……!

日野市に引っ越してきて3年になるが、この時ばかりは、かつてないほど八王子が魅力的に輝いて見えたのだった。

参考リンク:日野市「ごみ出しルール・指定収集袋等について」(PDF)、「クリーンセンター」八王子市
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼処分しに行くまでの間、膨張したモバイルバッテリーは端子部分にテープを貼り、フタができる金属製の缶に入れて玄関に置いておいた。

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