
「冷やし中華はじめました」──。以前まで夏の代名詞みたいな存在だった冷やし中華であるが、毎年のように猛暑が続いているからなのか早め早めに姿を見せるようになった。
今じゃ5月……いや、4月から出しているお店もチラホラ。飲食店で見かけるたびに「もう出てるんかい」と感じていたが、同時にこうも思った。冷やし中華って何がどう違って、どこがウマいんだろうと。
・日高屋の冷やし中華
そこで世に出ているいろんな冷やし中華を食べ比べることにしたのが今回の話である。
一発目は関東圏を中心に店舗を展開する「日高屋」。
2026年は4月17日から冷やし中華(正式名称は黒酢しょうゆ冷し麺)を出しており、販売開始以来初のリニューアルを施したそうな。
期間限定の提供で食材がなくなり次第販売終了とのことだが、さすがに夏前に終わることはないだろう。
・実食
さて、そんな日高屋の冷やし中華は単品注文だと670円で食べられる。
もちろん日高屋ということで餃子セット(960円)や半チャーハンセット(970円)への変更、麺を大盛(+80円)にもできる。ガッツリ食べられるセットにしても、1000円いかないのは今の時代ありがたい。
そういえば先日「餃子」の味もリニューアルしていたなと思ったことはおいといて、冷やし中華の味はどうだろう。注文して待つことしばし。
こちらが日高屋の冷やし中華で、なんと麺と具材が別で出てきた。冷やし中華を積極的に食べてこなかった自分からすると、一皿じゃないのは斬新に映る。
せっかくなので麺だけ食べてみると、ストレート状の細麺でツルッと入ってきて喉越しがいい。キレがあるというか、それでいてスープともよく絡まるから美味しさが増す。
具材はハム、きゅうり、錦糸玉子、わかめ。それぞれが特徴のあるアクセントになっていて、シャキッとした食感、甘さ、食べ応えなど、冷やし中華本体の邪魔をすることはなし。
むしろ魅力を引き出すような存在になっていて、最後まで飽きずに食べられた。鼻までツンと登ってくるような辛子(結構辛いかも?)、紅生姜も気軽な味変になったし、これってだいぶウマいんじゃ……!?
・リニューアルしたポイント
別皿で具材が出てくるのが自分好みで食べられていいし、それでいながら値段も安いし見た目以上に量もある。
まだ冷やし中華のサンプル不足ではあるも、いきなりレベルの高い冷やし中華に遭遇したような気がしている。
ちなみにリニューアルしたポイントはこれまでスープに使用していた、黒酢、リンゴ酢、レモン汁に加え、新たに華やかな香りの赤酢を配合し、本醸造しょうゆを合わせて仕上げたそうな。昨年食べた人はどう変わったのか、そのあたりを楽しみに食べるのもおもしろそうだ。
参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.