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【500円】キリンビール横浜工場が100周年でリニューアル! ビールの歴史ごと味わう工場見学をひと足先に体験してきた

約1時間前

全国に9カ所あるキリンビールの工場見学施設。

工場見学マニアでもある私(夏野)はこれまでに全制覇済みだが、どの工場もそれぞれ個性があっておもしろい。

その中でも、やはり特別なのが創業の地・横浜工場だ。

そんな横浜工場が、2026年に生麦移転から100周年を迎えるという。そしてそれを記念して、工場見学が2026年4月18日よりリニューアルされた。

これは気になる……ということで、今回はメディア向け先行見学会に参加してきたのでレポするぞ!

・「KIRIN HISTORY WALK」だけなら予約不要&無料

キリンビール横浜工場は、京浜急行「生麦駅」から徒歩約15分。


見えてきた!


もともとは横浜山手にあった工場が関東大震災で被災し、その後「横浜で再建してほしい」という地元の声を受けて現在の地に移転したという歴史がある。

1926年に生麦で操業を開始して以来、約100年にわたりビールづくりを続けてきた拠点だ。

つまりここは、単なる工場ではなく、日本のビール産業の歴史とも深く結びついた場所なのだ。今回の工場見学リニューアルでは、そうした歴史までも体感できるような内容へと進化していた。

それが一番顕著だったのが、歴史コーナー「KIRIN HISTORY WALK」である。

ここでは、横浜という土地とともに歩んできたキリンの歴史を、写真や展示で追体験できる。

単なる年表ではなく、その時代背景や社会の流れとリンクしているため、ビール会社の歴史というより日本の近代史の一部として見られるのが面白い。

ちなみに、以前は「ノミモノ・ラボ」という名称でもう少しポップな内容で、個人的には好きだっただけに、正直少しさみしい……。でも、手軽に楽しめるオリジナルカートン貯金箱づくりが残っていたのはうれしいポイントだ。

なお、「KIRIN HISTORY WALK」だけなら、予約不要&無料である。



・フォトスポットが変わってるぅ!

続いては、「キリン一番搾り」をテーマにした「キリン一番搾りギャラリー 」。

歴代の缶デザインやキャッチコピーが紹介されており、「あ、これ見たことある!」という発見も多い。

私にとって、懐かしい時代はこのあたり。ゲームボーイソフトの「ポケットモンスター赤・緑」、たまごっちとか、エモい。


歴代缶デザインのクッションもあり、時代を遡るように座ってみる。


フォトスポットもリニューアルされていて、以前は缶ビールの上に乗ったような写真が撮れたのだが、現在は瓶ビールケースに入ったような写真が撮れる仕様に変わっている。

そして、このエリアで一番の萌えポイントが……


ビールのようなブラインド!


こういうさりげない小ネタ、めちゃくちゃ好きだ!


・おなじみもサプライズも

ここからは、集団行動での見学ツアーが始まる。

ホールで映像を見た後は、「キリン一番搾り生ビール」のこだわりの製法や、おいしさの秘密に触れていく。

ビール工場見学では定番のホップを割って香りを体験したり、麦芽を試食したりと、五感で楽しめるコンテンツが用意されている。

その後、仕込み釜の見学エリアでは、ちょっとしたサプライズも。ここは是非、ワクワク感を味わってほしいので詳細は伏せておくことにする。

そして、こちらもキリンビールではおなじみ、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べが待っている。

この時点では、アルコールが含まれていないので、ドライバーや子どもも楽しめる。

余談だが、映像に登場するこちらの男性。田山さんという醸造家なのだが、全国の工場見学施設で何度もこの映像を見ているため、勝手にかなりの親近感が湧いている。

いつかお会いしてみたいなぁ……。


・人の想いが伝わるようなリニューアル

つづいて、発酵タンクや酵母について学んだ後は、パッケージングエリアへ進む。


この日は「キリン ホームタップ」や「氷結」の製造についても紹介されていたのだが、説明はややさらっとめ。

個人的には、マニアとしてもう少しじっくり見たかったところだ。なかなか、この場から足が動かないよ……。


迫力ある映像コンテンツも用意されている。

ここでは、原料選びから製造、パッケージング、物流まで、ビールが消費者の手に届くまでに、どれだけ多くの工程と人の手が関わっているのかが描かれていた。

1杯に込められた想いが、じんわりと伝わってくる。



・テイスティングが待っている

最後はお楽しみの試飲タイムだ。

「ブルワリードラフトマスター」が、ビールの鮮度やサーバーの状態、グラス、注ぎ方に至るまで徹底的にこだわり、おいしい「キリン一番搾り生ビール」を提供してくれる。

今回は特別に、100周年を記念して醸造された「YOKOHAMA1926 by SPRING VALLEY BREWERY」を試飲させていただいたが、通常は25分間で好きなドリンクを3杯まで、おつまみ付きで楽しめる内容となっている。

売店やレストランも併設されているので、見学後もそのまま余韻に浸れるのがうれしいポイントだ。


ということで、キリンビール横浜工場はリニューアル後も、かなり満足度の高い内容だった。単なる設備更新ではなく、キリンの歴史と「一番搾り」のおいしさをどう体験として伝えるかまで再設計されている印象だ。

おいしく楽しめて、しっかり学べる。横浜観光のひとつとしても、かなり満足度の高い工場見学だと思う。ほろ酔い気分で歩くビオトープも、横浜工場ならではの楽しみ方。

参加費は500円。ビール工場ではあるが、子どもも楽しめる内容になっており、19歳以下は無料。予約は公式サイトから可能なので、気になる方はお早めに。

・今回訪れた施設の詳細

店名 キリン一番搾り おいしさ実感ツアー 横浜工場
住所 神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
時間 9:30~16:00
定休日 月曜日、年末年始

参考リンク:キリン一番搾り おいしさ実感ツアー 横浜工場
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼全国のキリンビール工場見学で2人しかいない男性スタッフと、“一番”絞りポーズで記念撮影

▼ジオラマには動画撮影用のレールがある

▼実際のタンクの大きさを体感しながら、酵母の働きについて学ぶ

▼創業100周年を迎えたキリンビール横浜工場

▼「YOKOHAMA1926 by SPRING VALLEY BREWERY」は、8月に横浜工場の見学ツアー参加者でも数量限定で試飲可能

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