こんにちは、カンです。今回は「韓国でよく見かけるノートパソコン」について書こうと思います。
大学生の読者の皆さんは、どのようなノートパソコンを使っていますか?
私は韓国で大学に通っていた頃、「LG Gram」を使っていました。
しかし日本の大学に進学して驚いたことの一つが、私の通う芸術学部ではほとんどの学生がMacBookを使っているという点でした。
・日本はMac文化?
学生だけでなく、授業資料や大学からのお知らせのファイルも、Apple製品で閲覧・編集しやすい形式で配布されていることにもビックリ。
環境そのものがMacに最適化されているように感じました。
韓国で「大学生のノートパソコン」といえば、まず思い浮かぶのが「LG Gram」や「Samsung Galaxy Book」です。
これらのノートパソコンは、1kg前後の軽量モデルが多く、持ち運びやすさが評価されています。
講義室や図書館などでノートパソコンを持ち運ぶことが多い大学生にとって、「軽さ」は重要なポイントだからです。
・なぜWindowsが多いのか
韓国では、提出形式や使用ソフトの関係で、実質的にWindowsが前提となる場面も少なくありません。
韓国の大学でWindowsパソコンが多い理由の一つとして、韓国で広く使われている文書ソフト「Hancom Hangul(HWP)」の存在が挙げられます。
韓国では、レポート提出や大学の書類、各種資料がこのソフトで作成されることが多く、そのため、Macでは不便を感じる場面もあり、結果的にWindowsが選ばれる傾向があります。
また、グループワークやプレゼンテーション形式の授業が多いことから、Microsoft PowerPointのようなプレゼンテーションソフトを使用する機会も多いため、こうした点でもWindowsとの互換性が重視されるのです。
・創作系ではMacも人気
このように見ると、韓国ではWindowsノートパソコンばかり使われているように思われるかもしれませんが、実際には学科や専攻によって状況は異なります。
デザインや映像、芸術など創作活動が中心となる分野では、MacBookを使う学生も少なくありません。
また、Macで対応していないソフトについても、互換ソフトなどを利用してMacBookを使い続ける学生もいます。
一方、日本の大学では、学部によって推奨されるパソコンがある場合もあるようです。
例えば先ほど述べたように、デザインや創作などの芸術系ではMacBookの利用が多い印象があります。
グループワークの際にもAirDropで作品を共有しやすく、Photoshopなどのソフトも扱いやすいためです。
しかしその一方で、文系や商学系、工学系などではWindowsが推奨され、場合によってはMacがNGであるということもあると聞きます。
韓国の大学では、このように特定のパソコンを明確に推奨・制限することはあまりないため、こうした点に文化的な違いを感じました。
・国より環境?
現在、私はMacBookを使用しています。韓国の大学ではMacBookは不便だろうと思い、LG Gramを使い続けていましたが、日本に来てからは周囲の環境の影響もあり、MacBookで作業することに自然と慣れてきました。
WindowsとMacはいずれも世界中で使われていますが、国というよりも「環境」によって、最適なデバイスは自然と決まっていくのかもしれません。
執筆:カン・へジュ(KANG HYEJOO)
Photo:Rocketnews24