企業努力と呼ぶべきなのか? それともセコイと言うべきなのか? ここ数年たびたびコンビニの「見せかけ詐欺」が話題になる。つい先日もセブンイレブンで「おにぎりにほぼ すじこが入っていない」と話題になったばかりだ。

消費者の不信感が募ることは結局のところコンビニにとって良いことではなく、逆もまた然りである。そこで今回はコンビニの大定番「ミックスサンド」に “断面詐欺” がないか抜き打ちチェックしてみることにした。

・たびたび話題に

断面は具沢山だけど、開けてみたら中はスカスカ。そんなサンドイッチは俗に “断面詐欺” と呼ばれることが多い。物価高や個体差の関係なのか、ちょいちょい目にするトピックだ。

何かあればすぐにSNS等で晒されてしまうこのご時世。コンビニ各社も細心の注意を払っているに違いないが、実際のところはどうなのか? というわけで、今回用意したサンドイッチは……


ファミマ「3種のミックスサンド(321円)」


ローソン「ミックスサンド(333円)」


セブン「ミックスサンド(302円)」


いずれも「ツナ」「タマゴ」「ハムチーズ」という構成で、価格は最高値のローソンと最安値のセブンで21円の差がある。またゆでタマゴを使用しているのはファミマとローソンの2社だった。

・抜き打ち検査開始

さあ、まずはファミマのミックスサンドをチェック。タマゴの奥行きがやや心もとない気もするが、文句を言うほどではあるまい。逆にツナは端っこまでパンパンに詰まっていた。総合的に「NO断面詐欺」と言っていいだろう。

お次のローソンもファミマとほぼ同様で、ツナがパンパンに詰まっている。またタマゴの構成も似ていることから、ゆでタマゴを使用した場合は具材が中心に寄らざるを得ないのかもしれない。こちらも「NO断面詐欺」であった。

ラストのセブンは「ハムチーズ」が頑張っており、平面の面積的には2社を圧倒している。逆にツナとタマゴはそこそこだったので “一点突破型” といった印象を受けた。こちらも「NO断面詐欺」である。


ただし……。


・具材ごとに比較

それぞれの具同士で3社のサンドイッチを並べてみると、意外な事実が見えてきた。例えばツナは先述の通り、ファミマとローソンが圧倒的なことがよくわかる。

また並べてみるとタマゴはローソンが充実しており、単品だと及第点だと感じたセブンが貧弱に見えないこともない。21円の価格差はこういうところに現れているのだろう。

ただハムチーズに関しては、やはりセブンが充実している。ツナとタマゴは控えめでも「ハムチーズで帳尻を合わせる!」というセブンの強い意志と戦略を感じる内容であった。


ところで……。


・数字は物語る

並べてみるとセブンのパンがやや小さいような? というのも、購入時にそれぞれのサンドイッチを手に取った際、重みが結構違った。念のため計測してみたところ……


ファミマ 121グラム


ローソン 135グラム


セブン 102グラム

ざっくり重さはセブンがローソンの3/4。それでも価格はローソンの方が21円高い。どれを選ぶかは消費者の価値観に委ねるが「最高値だが最重量のローソン」「最安値だが最軽量のセブン」「その中間のファミマ」と言えそうだ。

いずれにせよ今回購入したサンドイッチに「断面詐欺」に該当するものは見当たらなかった。ただコンビニ各社、またそれぞれの具によって個性があることは間違いなさそうである。

参考リンク:ファミリーマートローソンセブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ツナはローソンとファミマがパンパン。