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なぜ台湾のサイゼリヤは「薄味」で高いのか? ミラノ風ドリアを食べてわかった日本との決定的な2つの差

16時間前

日本が誇る「最強ファミレス」兼「最強イタリアン」といえば、ご存じ『サイゼリヤ』だ。このご時世にミラノ風ドリアが300円ジャストとかマジで神! 創業の地である市川出身者としては実に鼻が高い。

そのサイゼリヤはシンガポールやベトナム、オーストラリアなどに積極的に展開しているが、日本から最も訪れやすい国の1つ「台湾」にも出店している。今回は旅先で台湾のサイゼリヤに足を運んでみることにした。

・薩莉亞

公式サイトによると、2026年2月時点で台湾には23店舗のサイゼリヤが存在している。台湾は日本と文化的な親和性も高く、特に都市部の台北では「スシロー」など多く日本の飲食チェーン店を見かけた。

ちなみに「サイゼリヤ」の台湾表記は「薩莉亞(サリア)」で、日本と同様で安くて美味しいお店として知られているらしい。事実、私が訪れた店舗では複数の高校生グループを目撃した。


・そこまで突飛なメニューは無い

さて、当初は「日本にはない台湾限定メニュー」を探そうと思っていたのだが、結果的に「ビックリするほどの違いは無い」というのは正直なところ。

パイナップルののったピザやイカのグリル、マンゴーソースのミルクレープなどがあったものの「なんじゃこりゃ!?」と感じるほどのメニューは無し。基本が “庶民派イタリアン” なので、そこまで突飛なメニューは少ないのかもしれない。

・違う要素

一方で「価格」と「」に関しては、日本のサイゼリヤとまあまあ違った。冒頭でお伝えした通り、日本ではジャスト300円の「ミラノ風ドリア」が……


120元!


つまり約592円!!


絶不調円安が続く日本であるが、台湾でさえミラノ風ドリアが「日本の倍近くする」という事実に衝撃を受けざるを得なかった。でも若者がキャッキャやってるのは日本と同じなんだよな……。

ついでにお伝えすると日本で300円の「辛味チキン」は、65元(約320円)なので「日本とそんなに変わらないかな?」と思いきや……


少ねえ!


実は台湾のサイゼリヤは「3本」「5本」「7本」の3種類があり、多く注文するほどお得になる仕組み。日本と同じ5本だと110元(約543円)なので、やはり日本よりはかなり割高であった。

・ライト

で、お味の方も日本とは結構違う。一言でいうと薄味でミラノ風ドリアも「ミラノ風ドリア ライト」といった感じ。特に一口目のインパクトはかなり違って、すぐに「塩分が足りなくないか?」と感じた。

台湾ツウの友人によれば、これは「そもそも台湾が薄味文化」であることに加え、台湾政府が「トランス脂肪酸の全面禁止」等、日本より厳格な食品規準を設けていることが理由らしい。

つまりサイゼリヤはその国その国で味をローカライズしているのだろう。それこそサイゼリヤが世界各地で愛される秘訣なのかもしれない。ちなみに台湾の人が日本で食事をすると「しょっぱ!」って感じることが多いみたいです。

いずれにせよ、同じサイゼリヤでも日本と台湾では味と価格が結構違った。最後にいまだに圧倒的にリーズナブルな日本のサイゼリヤ様、いつも本当にありがとうございます。市川に足を向けて眠れません。

参考リンク:サイゼリヤ(台湾)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼オープン30分後でも行列が出来ていました。

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