
新潟のお土産に、「加島屋のさけ茶漬」というものがある。なんでも、とってもおいしい鮭フレークのようなもので、都内の高級デパートにも店舗があるらしいのだが……
実は筆者、新潟県民でありながらこの鮭茶漬を一回も食べたことがなかった。
その理由は、自分用に買うにはちょっとお高いから。
ひと瓶だけでも新潟銘菓の「サラダホープ」とか「瑞花」みたいに、気軽に買える値段ではないのだ。チョコで例えるならゴディバみたいなイメージ。
しかし昨年、そんなさけ茶漬の入った福袋が加島屋のオンラインショップで販売されるという情報をゲット。普段はなかなか買えないけど、福袋ならお得に味わうことができるのでは──……!?
・絶品
ということで購入した福袋がこちら。「松・竹・梅」の3つの福袋の中から、今回は「竹」を注文してみた。価格は税込み6480円。
なお、記事を執筆した2026年2月12日時点では今年(2026年)分の福袋は全種類が既に完売してしまっている。そのため、本記事は来年の福袋選びの参考にしていただけると幸いだ。
「新潟加島屋の味覚」と書かれたおしゃれなショッパーの中には……
4つの小さな箱が入っていた。それぞれを開封してみると……
「さけ茶漬」が2瓶、「貝柱のうま煮」が1瓶、「焼き牡蠣のオイル漬」が1瓶出てきた! いちばん食べたかったさけ茶漬けがいっぱい入っていて嬉しい。
「福袋の値段の割に、品物の数は少なめかも?」と思ったけれど、単品で購入した場合の値段を調べてみたところ……
・さけ茶漬 中ビン 税込み2160円
・貝柱のうま煮 中ビン 税込み1944円
・焼き牡蠣のオイル漬 中ビン 税込み1944円
※2026年2月時点の価格です
合計8208円分で、しっかりお得になっていたことが判明した。
さすが加島屋、それぞれがしっかり高級品だ────!! これはじっくり味わわなければ……と覚悟を決めて、まずは「さけ茶漬」を開封してみる。
最初は普通の鮭フレークのように、そのままお米に乗せてみた。
これがさけ茶漬──! いったいどんな味なんだろう、とドキドキしながら食べてみると……
うっっっっま……明らかに普通の鮭フレークと違う!!
鮭の身はしっとりふわふわ。水分をたっぷり含んでいて、噛むたびに鮭の旨みがしみ出してくる。ほどよいしょっぱさと鮭の濃厚な風味がお米にとってもマッチしており、ガンガン箸を進めてしまった。
そしていちばんびっくりしたのは、ほんのりとお酒の香りが漂ってくること! 原材料名を見てみると、そこには「焼酎」の文字が。
鮭フレークは今までに何度も食べたことがあるけれど、ここまではっきりとお酒の香りがするものは初めてだった。
子供や妊娠中の方が食べても大丈夫なのか気になったのだが、加島屋のホームページによると「商品によってアルコールの濃度は違うものの、大体1~3%くらいなのでお食事でいただかれる分量なら大丈夫だと思います」とのことだ。ひと安心。
続いて「さけ茶漬」の名前のとおり、お茶漬けにしてみた。
案の定こっちも絶品!!
出汁の中に入れてもはっきりと分かる鮭の濃厚な味。旨みと旨みを合わせたらおいしくないわけがないんですよね。
鮭そのものの味はそのまま食べた時とほとんど変わらなかったように思うけれど、出汁で中和されているのかお酒の風味はだいぶ控えめになっていた。
より深みのある味を楽しみたい方はそのままお米に乗せて、お酒の風味が苦手な方はお茶漬けにして食べるのがいいかもしれない。
続いて「焼き牡蠣のオイル漬」を食べてみる。
瓶の中には、ひとくちサイズの牡蠣がたっぷり詰まっていた。さっそく口の中に入れてみると……
ま、まろやか~~~!!!! さすが「海のミルク」と呼ばれるだけある。濃厚な旨みとほどよい塩気が口の中いっぱいに広がった。
食感はプリンか何かかと思うくらい柔らかい。生臭さも全くなく、正直「貝を食べてる」という感じがしなかった。
また、全体がオイルに浸かっていたにも関わらず油っこさはほぼ皆無。しっかりとコクがあるのに重たくないのも嬉しかった。
・誘惑と戦う1年になりそう
今までは話を聞くだけだった加島屋の商品をお得に味わえて大満足だったけど……どうしよう。
このおいしさを知ってしまったことで、今後は販売されているところを見かけたら通常価格でも購入を迷ってしまうかもしれない──……!
来年の福袋が販売されるまでの1年間、歯を食いしばりながら我慢することになりそう。ちょっとお値段は張ったけど、そのくらい「また買いたい」と思えた福袋だった。
参考リンク:加島屋
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
▼さけ茶漬の作り方が書かれたパンフレットも入っていた
▼よく見たら箱のラベルに何が入っているのかちゃんと書かれていた