すっかり胃弱になってしまい、あんなに好きだったクリームやチョコレートが前ほど食べられなくなってしまった。

しかし、甘いものが好きなのは相変わらずで、ケーキ屋さんのかわりに足繁く通うようになったのが甘味処である。

いつも注文するのはあんみつやぜんざいなどの甘味なのだが、だんだん気になってきたのが軽食類

あるとき、老舗の甘味処は冬になると「おでん」を出す店が意外とあることに気づいてしまった……!

というわけで、上野みはし本店の「おでん」と有楽町おかめの「甘辛弁当」を紹介したい。

・魅惑! 甘味処の軽食

甘味処といえば、あんみつとかぜんざいの甘いものなのだが、甘いものだらけの中でキラリと光って見えるのが軽食類である。

軽食の定番メニューなのが赤飯とかお雑煮、うどん類。


以前、上野の甘味処・みはしで1人がお雑煮を頼んだら3人連続で注文した……という話を書いたが、それくらい、謎の吸引力がある。

がっつりした食事ではなく、ちょっと小腹を満たせる量というのが良いのだと思う。赤飯や雑煮で軽くお腹を満たしてから、あんみつやぜんざいを食べる……。最高の甘×辛コンビネーションである。

お雑煮を食べて以来、甘味処の軽食に魅せられて、ちょこちょこ注文している。


・冬季限定! みはし本店の「おでん」

昨年末、みはしに季節限定のおしるこを食べに行ったときのこと……。

みはし本店の冬季限定メニューとして「おでん」&「おでん茶飯」があるのを発見してしまった! その日はまさに凍えるような寒い日で、ちょうど夕飯どきでお腹もすいていた。しかも、胃もたれであっさりしたものが食べたい気分だった。

迷った末に当初は予定になかった「おでん茶飯」(1080円)を注文。

そうして出てきたのがこちらのセットである!!


おでんの具ははんぺん、たまご、昆布、大根、豆腐、ちくわ、こんにゃくと至ってベーシック! からしもしっかりついている!


それでいて、優しい出汁の味がしっかりしみていて、冷えた体を温めてくれる。からしがアクセントになって飽きさせない。

そして忘れちゃならないのが茶飯(ちゃめし)の存在。茶(ほうじ茶や煎茶)や醤油・酒・塩を使って炊き上げたご飯なのだが、こちらもお茶の香ばしさとほのかな出汁の味がたまらない! おでんに合う〜!


さらに、添えられたたくあんのほのかな酸味が箸休めになって、最後まで美味しくいただけた。茶飯とおでんのセット、もっといろんなところで食べたいよ〜。


・年中食べられる! おかめの「甘辛弁当」

さきほど紹介したみはしのおでんは本店限定&冬季限定だけど、有楽町や麹町にある超人気の甘味処・おかめでは、年中おでんと茶飯が楽しめる! さらに、甘味もついてくる!


そのうれしすぎるメニューの名前は「甘辛弁当(あまからべんとう)」


おかめは軽食メニューも非常に豊富で、ショーウインドウを見ながら並んで待っている間(※おかめは常に行列)に、だんだんお腹が空いてきて「甘いものもいいけど、なんかしょっぱいもの食べたいな……」という気分になる。


そんな人々の「あまから欲」に答えるかのようなメニューが「甘辛弁当」(1320円)なのである。

「弁当」の名の通り、2段の弁当箱におでん、茶飯のおにぎり、おはぎが入り、さらにお吸い物と漬物までついてくるという至れり尽くせりのセット!


しみしみのおでんと茶飯のおにぎりが美味しいのなんのって……。


そこに巨大なおはぎまでついてくるんだから、もう最高としか言いようがない。しかも、おはぎの味はつぶ、きなこ、胡麻からから選べるのだ! 食べ終わるころにはお腹パンパン。

なお、おはぎをぬいた「茶飯おでん」(1150円)なども通年で販売しているそう。


・他にもあるかも? 甘味処のおでん

……と、今のところ私がおでんを観測したのは、みはし本店とおかめだけだけど、もしかしたら他にも「おでん」を出す甘味処があるのではないかと踏んでいます。

甘味処の軽食って、注目されづらい気もするけど、見てみると意外と独特なメニューを展開しているもの。

定番のうどんと甘味の組み合わせもいいけど、おでんと甘味もめちゃくちゃいい。そこまでお腹にたまらず、体がほっと温まる……。しかも、妙に美味しい。

というわけで、皆様、もし甘味処でおでんを見つけたらぜひ注文してみてくだされ〜! そして、ぜひ私に教えてください!


参考リンク:あんみつ みはし(おでん茶飯)、おかめ
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

▼軽食が豊富な「おかめ」はいつも行列!

▼おでんはしみしみで美味しい。通年販売が嬉しい