
ずっと忘れられないでいた。去年の11月に初めて出会って以来、私(あひるねこ)はキミに首ったけさ。ああ、早くまた会いたい。「イタリア食堂 オリーブの丘」に。
私は重度のサイゼ信者であるが、昨年初めてオリーブの丘に行ってみたところ、そのあまりの素晴らしさに本気で近所への引っ越しを考えてしまった。
あれから約2か月……。自宅からはだいぶ遠いが、再びあの希望の丘をのぼってみようと思う。
・二度目のオリーブ
それでは前回同様「立川店」を目指す。最寄りの泉体育館駅に着いただけで、すでにテンションが上がるよう体がプログラミングされてしまったみたいだ。パブロフの犬ならぬ、オリーブの犬。
ついに店舗に到着! もしかしたら今年に入って一番ワクワクしているかもしれない。
お昼時ということもあり、店内はかなり混雑している。しばらくして番号を呼ばれたが、モニターを見る限りどうやらカウンター席のようだ。
できればテーブル席でゆっくりしたかったというのが正直なところ。ちょっと残念だなぁ、なんて思いつつ席へ向かうと……。
こ、これは……!
・期待を超える環境
案内されたカウンター席は、想像の1.5倍くらいゆったりした半個室のような空間だった。パーテーションがでかい! 左右の間隔が広い! 奥行きがしっかりある! 何だここは!!
隣には別のお客さんが座っていたが、広いのでまったく気にならない。オリーブの丘はカウンター席まで神がかっているのか。しかもである。
なんとコンセントにUSBポートまで……!
もはや居住できるレベル。同じカウンター席でも、以前ご紹介したサイゼがどこか秘密基地っぽい狭さだったのに対し、オリーブの丘はとにかくストレスフリーで快適なのである。
もしかするとこの席、テーブル以上に “オリーブ飲み” に最適なんじゃなかろうか? というワケで今回もイタリアのビール、モレッティ(税込605円)を注文。
周囲の目を気にせずやらせてもらいます。
一口飲んだ時点で、このカウンター席こそが答えであると確信した。ここなら目の当たりにできそうだ……あの丘をのぼった先にある、まだ見ぬ景色を。
・豪遊開始
本当なら前回気に入った『銚子産真いわしのマリネ』を真っ先に頼みたいところだが、もっといろいろ知りたいな、オリーブの丘のこと……。そこで今回は初見メニューを攻めてみようと思う。
まずは前菜から『サーモンのカルパッチョ』(税込429円)と……。
『イカフリット(カラマリフリット)』(税込429円)をチョイス。
カラマリフリットはジョナサンにもあって何度も食べたことがあるが、間違いなくこちらの方がウマい。衣のサクサク感も、イカの食べ応えもすべてが上である。
両者の価格は100円違うが、体感的に100円以上の圧倒的な差があるように思った。ごめんねジョナサン。
さらに前回食べられなかったピザ……いや、ピッツァも注文。とりあえず基本の『マルゲリータ』をミニサイズ(税込429円)で。
オリーブの丘のピザ……いや、ピッツァは思ってたよりも薄めのパリパリタイプ。が、クラッカーのように硬いわけではなく、むしろ柔らかい。どこかクレープを彷彿とさせる生地である。ワインによく合いそうだ。
よって即座に赤ワインのグラス(税込209円)にチェンジ。サイゼのほぼ倍額だが、ちゃんとした薄いグラスで出てくるので個人的には気に入っている。グラスは大事だよ。
さて、次は何を頼もうか。メニューをめくっていると、非常に気になる商品を発見した。それがこちらだ。
え? サイゼ?
そう、見た目はほぼ『ミラノ風ドリア』であるが、こちらは『ボローニャ風ラザニア』という商品である。ほなサイゼとちゃうかー。しかし気になる価格は……税込319円。サイゼやないか!
『ミラノ風ドリア』よりも若干小さいが、生地と濃厚なソースが層になっていて満足感は高い。ワインの友としてのポテンシャルは、こちらに軍配が上がるのではないか。
味、値段、量のバランスが絶妙だ。オリーブ飲みにはマストの存在だろう。
あともう一つ、私が大いに気に入ったのが『窯焼きブイヤベース』(税込539円)という商品である。
エビ、イカ、アサリ、ムール貝が入った熱々のトマトスープだ。器の底にはトロトロになったパンも控えており、お値段以上に具材たっぷりで白ワイン不可避。オリーブの丘は魚介系のメニューが本当に充実している。
・引っ越したい
しかし本当に素晴らしいのは、この気ままな豪遊を人目を気にせず、ゆっくりゆったり楽しめるカウンター席だろう。そう、丘をのぼった先で私が見たのは、静かな光を湛えた聖なる玉座だったのである。
前回も同じことを書いたが、さすがに今回ばかりは近所への引っ越しを考えざるを得なかった。逆になぜ私はオリーブの丘の近くに住んでいないのか? なぜオリーブの丘は、私のそばにいてくれないのか?
もしできることなら、あの丘に咲く花の一輪に私はなりたい。
参考リンク:オリーブの丘
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼結局頼んでしまった『銚子産真いわしのマリネ』(税込319円)。
▼やはり驚異的なコスパ。