
これから紹介するのは、本サイトが取り上げる商品の中でも屈指のクセ強系である。不思議なことにそういう商品ほど気になってしまうもので、私が購入するのは今回で3度目。
しっかり沼ってしまったわけだが、その理由を説明するのは難しい。商品自体が圧倒的にすごいわけでもないし、めちゃくちゃコスパが高いわけでもない。
ではなぜ買うのか? 自分でもよくわからないが、強いて言うなら「開き直りっぷりに魅せられているから」ってところだろうか。
・クセ強系の筆頭
というわけで、今回紹介するのは楽天市場で見つけた「ミステリーおまかせセット」だ。購入価格は2999円。正式な商品名はこんな感じである。
「楽天ランキング1位!累計12万箱突破 2代目「令和8年度!ミステリーおまかせセット」【今年もミステリーな年になりますように編(*´з`)】★年末のあまり物が入ってたらごめんね!中身しょぼいのに何故か売れてます【北海道・沖縄へは別途送料1000円】」
この時点で “クセ強な香り” がプンプンと匂うが、商品の紹介ページに散りばめられている文言はもっとすごい。一部を抜粋すると……
「すべてが謎。見たいのに見せない」
「梱包の様子まで、もはや謎」
「イッツ・ア・ミステリー!」
「100%おまかせでOKな方のみご購入ください」
「店長がその日の気分でテキトーに入れてます」
「さぁ! ミステリーの謎解きの始まりだ〜(原文まま)」
これだけ見ると何なのかサッパリわからないが、実質的には福袋。それも、どう見てもネタに走った系の福袋である。
しかし、商品名によれば「楽天ランキング1位」「中身しょぼいけど売れている」らしいから、それなりに人気がある福袋のようだ。
・人気の理由は?
まぁ実際に3年連続で買っている私は、なんとなく察しがつく。簡単に言うと、ギャップ萌えに近いような印象を抱く人が多いのではないだろうか。
つまり、ふざけているようで中身は意外としっかりしているという1番ズルいポジションにいるヤツ。
今回、私が買った商品を例に説明しよう。家に届いた「ミステリーおまかせセット」を開封してみると、出てきたのは……
にしん昆布巻き(1本)
新大トロしめさば(1枚)
銀鮭(2切れ)
干し水カレイ(1尾)
ほっけの干物(1尾)
エビフライ(8尾)
三陸わかめ
ちょこっと辛子明太子
※商品の性質上、中身は袋ごとに異なります
ご覧のように、中身はごく普通の海産物。だけど、それがミソ。全体的なラインナップとしては “ありきたり” の範囲かもしれないが、販売ページがクセ強だから「割とちゃんとしてるじゃん」となってしまいがち。
なんだか、開封した時点で “開き直ることも大事さ” を教えられたような気分になってしまう。
そして意外と言ったら失礼だが、味的にも決して悪くない。私は海鮮系の福袋をいくつも購入しているが、それらと比べても引けを取らないクオリテイ。
今年は特にカレイが良かった。
販売ページを見たら期待値0で購入する人も多いと思われるが、その中でコレを入れてくるのはなかなかズルい。
・3年買い続けて気づいたこと
加えて、これだけ世の中が値上げラッシュなのにもかかわらず、「ミステリーおまかせセット」は2年前から価格が変わっていない。
もう1つ言うと、3年連続で買っているのに「味がイマイチ」とか「賞味期限がカツカツ」といったような明らかにハズレの商品が1つもなかったのだ。
このあたりは普通のことと思うかもしれないが、販売ページで「テキトー」「テキトー」と書いているくせに、肝心なところが真面目なのはやっぱりズルい。
おそらくだが、だからこそ楽天で1位を取ったりしているのではないだろうか?
つまり、単純に内容だけを見たら★3くらいの評価にしちゃうところだが、ギャップ萌えゆえに★4にしちゃうような人が結構いるような気がする。
まぁ、はっきりしたことはわからない。楽天の販売ページにある言葉を借りるなら、“イッツ・ア・ミステリー!”
ちなみに、このセットはちょっと前まで品切れだったのだが、本記事を執筆中の2026年1月30日に確認したら再販がスタートしていた。
それだけ再販要望が強かった……かどうかもまたミステリーだが、気になる方はお早めにどうぞ。
参考リンク:楽天市場
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼中身一覧はこんな感じ
▼配送伝票の「品名」からしてブレない