どうやら人間は年齢を重ねると共に味覚にも変化が起きるようで、私(サンジュン)自身は確実に「酸味」を求めるようになっている。昔はむしろやや苦手だったんだけどなぁ~。

そんなもんで、最近は牛丼屋で「鬼おろし牛丼」を注文することが多い。せっかくなら美味しい鬼おろし牛丼を探そうと大手チェーン店で食べ比べてみたところ……え? マジで味は互角なんだが……?

・アレンジ系牛丼時代

昔々、その昔。まだ吉野家一強時代だった頃は「鬼おろし牛丼」などのアレンジ系牛丼は存在しなかった。あったのはせいぜい生卵くらいで、あとは「つゆだく」や「ねぎだく」を楽しめる程度であった。

だがしかし、チー牛の「すき家」を筆頭に、今では吉野家でさえもアレンジ系牛丼を展開中。特に「大根おろし + ポン酢」の鬼おろし牛丼は、吉野家・松屋・すき家のいずれでも取り扱いがある。

・鉄板の鬼おろし

どの料理の邪魔もしない「大根おろし + ポン酢」は、いわゆる “鉄板” なのだろう。一方で牛丼自体に多少の味の差があるように、店によって鬼おろし牛丼の味も違うのではないだろうか?

ジジイになるにつれ “鬼おろし牛丼率” が高くなってきているため、おいしい鬼おろし牛丼を知っておいて損はあるまい。というわけで、細心の注意を払いながら各店のおろし牛丼を食べてみることにした。

・3種類を食べ比べ

で、まずは吉野家の「鬼おろしポン酢牛丼(660円)」から。どの店も共通しているのは、大根をあえて荒くおろした “鬼おろし式” であることで、シャキシャキとした歯応えが楽しめることが特徴だ。

で、味は「安定の鬼おろし牛丼」で、特にマイナスポイントは見当たらない。牛丼自体そこまでコッテリ系のメニューではないが、やはり鬼おろし効果でかなりサッパリといただけた。

お次にすき家の「鬼おろしポン酢牛丼(600円)」は、提供のされ方こそセパレート式だが、味の方向性は吉野家と同じ。どちらもシャキシャキとした大根おろしが印象的な牛丼だ。

最後に松屋の「鬼おろしポン酢牛めし(560円)」について。吉野家とすき家にほぼほぼ味に違いが無かったため、全神経を舌に集中させて味わってみたが……結論。


やっぱり味はほぼほぼ同じでした。


・味はほぼほぼ同じ

例えるなら牛丼だと3社は「イトコ」くらいの違いはあるのに対し、鬼おろし牛丼だと「兄弟」くらいまでDNAが近くなる。先ほど「どの料理も邪魔をしない」と書いたが、意外と「大根おろし + ポン酢」は主張が強い組み合わせなのかもしれない。

逆に言うと牛丼のコンディションが悪くても鬼おろしにさえしてしまえば、それなりに美味しくなってしまいそうなほどその支配力は強烈。味については「どの店の鬼おろし牛丼もほぼ同じ」というのがファイナルアンサーだ。

・値段は100円違う

一方で吉野家の「660円」に対し、松屋の「560円」は見逃せない価格差である。「我が家は親子代々の吉野家一族」といったこだわりが無いのなら、松屋を選ぶのが無難であろう。

というわけで、味にほとんど差は無かったが、価格差はまあまああった牛丼チェーン店の鬼おろし牛丼。特に酸味が欲しくなってきたおっさんたちは参考にしてくれよな!

参考リンク:吉野家松屋すき家
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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