大抵の人は1月5日が仕事始めだったと思う。当編集部は毎年恒例の福袋特集で、元日から稼働してる。私(佐藤)も1日、秋葉原から上野アメ横に福袋を買い求めに出かけて、辛くも4日に1日だけ休みを得ることができた。したがって、5日の段階で仕事始めの気分ではない。もう働いとる……。

それはさておき、1日に購入した福袋のひとつに、アメ横の魚介専門店「吉池」の塩干コーナーのものがある。昨年購入してブルージーな内容に痺れたのだが、今年も買ってみたところ、去年と中身が全然違う! でもやっぱりブルージーだった!

・やっぱりブルース

昨年の3000円の福袋には、かにみそやカズチー、チーズ帆立など珍味を中心に8品が入っていた。そのラインナップがあまりにも渋いので、私は「ブルージー」と表現したのである。ご飯のお供としても、酒のツマミとしても楽しむことができる、優れた品揃えだった。


そして今年も無事に購入。吉池はやっぱり鮮魚が人気なので、塩干コーナーの福袋は割と容易に買えたのだった。


今年のラインナップはこちら! 昨年より1品少ない全7品となっている。


1つ減ったのはやはり物価高の影響だろうか……。それでも昨年も入っていた「海苔屋のまぜ飯」を除いた6品は昨年入っていなかったものだ。品揃えは大幅に変わっていた



まずは富澤商店の「青海苔たたみいわし」、それから江戸屋の「おさかなトリオ」


続いて先にも挙げた「海苔屋のまぜ飯」と日本橋吉樹軒の「丼のもと ふかひれ」


そして井上商店の「味の逸品 うに茶漬け」とあまごころ本舗の「ごはんの友 粒うに」


最後に尾張桂新堂本舗の「手焼き菓撰 よせ焼」である。

品数は減ってもブルージー! この渋さこそが吉池塩干コーナーの福袋だ。派手さはないけど、心に染み入る品々。私の脳内には、ギターが泣きまくるブルースが流れている。見ているだけで日本酒が欲しくなっちまうよ。


今回の目玉は手焼き菓撰かなあ。えびせんの老舗尾張桂新堂本舗のよせ焼は、なんと職人が1枚ずつ焼き上げているそうだ。創業160年、えびせん一筋の会社だけあって、きっと美味いだろう。


ってことで実際に食べてみると、薄焼きに見えるけど、意外と厚くそして食べ応えがある。せんべい生地にはえびとでんぷんを用いており、バリっとした歯ざわりながらほんのり粘り気がある。

この大きさにして3枚入り、通常販売価格は税込432円なので1枚あたり144円の高級えびせんだった。

そんなわけで吉池の福袋は、中身は違えどやっぱりブルージー。私はすっかり気に入ったので、来年もきっと買うと思う。吉池の福袋よ、いつまでもブルースであれ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 吉池本店
住所 東京都台東区上野3丁目27-12
時間 9:30~20:30

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24