
当サイトでも何度かお伝えしている通り、世は空前絶後のシールブーム。立体感のあるプクプクシールを求め、多くの人間がファンシーグッズショップをパトロールしている。
そんな中、某ECサイトで怪しげな商品を発見した。20枚もシールが入って税込2580円という激安価格なその福袋。商品画像を見る限りでは、あの有名な『ボンボンドロップシール』にそっくりなシールが詰まっているらしい。
「一体どんなシールが届くんだ?」と思ってポチッたところ……シール業界に広がる地獄と闇を見ることとなってしまった。
・ぷくぷくシールの福袋
冒頭でもご説明した通り、今回購入したのはぷくぷくシールが20枚入って税込2580円の詰め合わせ。
商品名の欄には「福袋 ドロップ シール キャラクター 3D 立体シール ボンボン おしりぷにぷにシール 平成レトロ……」といった言葉が並んでいた。
なんと商品画像にはあの幻のシール『ボンボンドロップシール』によく似た画像が貼られている。
そして商品説明欄には「画像でご紹介している立体タイプの『ボンボンシール』が20枚すべてに入っています。シールの図柄はランダムでお届けします」とのこと。すごいじゃないか!
もちろん筆者も、まさか1枚当たり129円という価格で本物のボンボンドロップシールが手に入るとは一切信じていない。だが「画像でご紹介している立体タイプ」とまで言い切るということは、それなりに品質に自信があるのだろう。安いし、シールは欲しいし、怖いもの見たさ的な気持ちもあって注文してみることにした。
──それがあんな地獄を見ることになるとは、この時はまったく想像もしていなかった。
・軽すぎるプクプクシール
1週間ほどが経ち、薄紫のビニール袋に包まれた荷物が自宅に届けられた。
それなりに厚さはあるのだが、妙に軽い。樹脂でできた立体シールにしては軽すぎる。まるで空気のようだ。
早くも嫌な予感がする。開封してみると、
シールの形をした地獄が詰め込まれていた。
じっくり見る間もなくひと目でわかる。これはボンボンドロップシールとは似ても似つかない。
それにもかかわらず、パッケージには『BONBON DROP seal』という文字が印刷されている。う~ん、完全にアウトです。
幸い(?)枚数だけは正しく、入っていたのは14種類20枚。
詳細は後ほどお見せするが、偽物が来るってコトはわかっちゃいたのに予想を飛び越えるぐらいの激低クオリティ。リアルに「なんじゃコレ~っ!?」という声が出たのは人生初めてのことだった。
・シール業界の闇を見た
さて、届いたシールをよく観察していこう。まず目に留まったのは、無残にへこんだクマさんのシール。
本物のボンボンドロップシールは立体構造の中身が樹脂で満たされており、へこむことはまずありえない。だが今回の偽ボンドロは、中身が空っぽなので簡単にへこんでしまう。
当然、印刷のクオリティも高いとは言えない。
本物は表面と底面の両方に模様が印刷され、独特な立体感を生み出している。だが今回の偽ボンドロは、印刷されているのが表面だけ。しかもドットが粗いせいで点々が目視できてしまっている。
さらに「嘘だろ!?」と驚いたのは、シールの欠落。
ひとつ欠けたシールはパッケージ内に落ちているわけでもなく、おそらく梱包の際にどこかへ行ってしまったのだろう。どんな工場で作ってるんだよ。
さらに言うと……キャラクターも若干ブサイクである。
ハムスターかクマかはわからないが、なんとも言えない微妙なキャラクター。好意的に受け止めれば “ブサカワ” なのかもしれないが、一流のイラストレーターが外すからブサカワになるのであって、パチモノが外れているのはただのブサイクと言い切っても問題ないだろう。
そして一番アウトに近いと思われるのがパッケージである。
右上にガサガサした変な模様が付いていると思ったら……う、嘘だろ! コレって本物のパッケージについているホログラムをスキャンした、成れの果てじゃない!?
うぅ~ん、控えめに言っても地獄である。
一生懸命ほめられる場所を探したのだが……なんだろう。1枚当たりが安いから、小さい子どもに渡しててきとうにベタベタ貼って遊んでもらっても、まったく惜しくないことだろうか。
しかし、ひとつ欠けても気付かないような工場で作られたシールなんて、どんなヤバい製造工程を通っているかわからない。偽シール工場には申し訳ないが、こんなものを与えるぐらいなら100均のシールを買った方がずっと安全だろう。
・さらなる闇を垣間見た
ひと通り怒った筆者は、文句のひとつでも言いたくなって福袋の販売ページを開いた。
──だが そこにはなんと、
当初のボンボンドロップシールっぽい商品画像が消され、謎の赤い巾着のイラストが掲載されたページが開かれたのであった。
おまけに商品説明欄は「立体(空洞タイプ)シール20枚 ※シールの図柄はランダムでお届けします」という文章に書き換えられている。
ひょっとすると販売店としてもシールのクオリティを誤解してしまっていて、実物を見て慌てて修正を加えたのかもしれない。しかし、それはそれで「ちゃんと確かめた上で出品せんかい!」という別の怒りがこみ上げる。
なお今回の福袋は氷山の一角であり、シール業界では製品・キャラクターのパクリが横行しまくっているのが現状。あまりにも闇が深く、なんで摘発されないのだろう……と思いながら日々眺めている。
中には本物とまったく区別がつかないような完コピ状態の偽造品も出回っているそうなので、皆さんもシールを探す際は十分に注意していただきたい。
不安な方はメーカー公式ショップや大手の実店舗が無難だろう。早く在庫が安定することを、1人の消費者として強く願っている!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼本物と偽物のシールを比べてみよう。
▼まずは本物。光を反射してちゅるちゅると輝き立体感がある。
▼対して偽物は、明らかに輝きがなくのっぺりとした形。こういうシールも世の中にはあるけど、ボンボンドロップシールを名乗るには100年早い。
▼裏面を見ると違いは明らか。本物は背景色が塗られており、丁寧なデザインを感じられる
▼パッケージはさらに違法感が爆発している。トレースしてるんじゃないか? ってレベルだ
▼本物のパッケージ裏面は日本語表記のみ
▼偽物の裏側は中国語の文字。手っ取り早く見分けるには裏を見るべし……と言いたいところだが、最近は見分けがつきにくい偽物も出回り始めているらしい
▼偽物のシールは裏も表も柔らかく中身が空っぽで、爪で押すとすぐにへこんでしまう
▼ここまであからさまな偽物は滅多にないが、ソックリさんぐらいのシールは世の中にたくさん出回っている。それでも売れちゃうんだから、ブームって恐ろしい
高木はるか

























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