ステーキといえば、特別な日にしか食べられない “ごちそう” だった昭和時代。おそらくほとんどの読者のみなさんが生まれる前から、ステーキ専門レストランを展開してきた老舗チェーンをご存じだろうか。「ステーキ宮」だ。

1975年に宇都宮で誕生した同チェーンは、今年でなんと創業50年! 宮に比べたら「ステーキガスト」も「いきなり!ステーキ」もヨチヨチ歩きのひよっこ同然だ。

今年も全国の108店舗で福袋を販売中。ファンには恒例、1年間おトクが続くというユニークなサービスもご紹介したい。


・「ステーキ宮」の福袋(税込3800円)

「ステーキ宮」の福袋内容は以下のとおり! 公式リストでは3点に見えるけれど、実際は主役級のオリジナルグッズが3つも入っているので合計5点のボリュームだ。価格が税込3800円なのは「38(みや)」にかけているらしい!!


①ステーキ宮オリジナルグッズ(3wayタンブラー、スープボトル、バッグ)
②創業の味「宮のたれ」ボトル引換券
③1500円分クーポン券


・全5点の詳細がこちら!

まずは「オリジナル白黒トートバッグ」をご紹介。ちょうどランチバッグくらい(およそ横29×縦24×マチ12cm)の小ぶりなトートだ。福袋のパッケージも兼ねていて、そのまま手に提げて持ち帰るスタイル。


別布の切り替えがおしゃれ。別布部分は中央で左右に仕切られた、薄型の外ポケットになっている。


裏面はシンプルなホワイト。落ち着いたツートーンカラーで、老若男女を問わないシックなデザイン……


と思いきや、内側はド派手な “牛柄” だー!! 同チェーンの公式キャラクター「も~たろ~」がイメージされている。遠目からも内側がちらりと見えて、かなりインパクトのあるデザインだ。

文武両道・成績優秀なのに学ランの内側に龍がいたり、地味な黒スーツからチラ見えする裏地がボルドーだったり……ギャップ萌えか!!



深呼吸して恒例のボトル類にいってみよう。「オリジナル3wayステンレスタンブラー」は、直飲み、フタつき、カップホルダーの3wayで使える容器。


密閉容器ではないので横にしたりはできないけれど、ステンレス製で保温効果がある。


3つめ「オリジナルスープボトル」は、ころんとしたフォルムのスープジャー。


昨年よりもフェミニンな色調なのだが、先ほどのタンブラーと合わせて「紅白」を表現している。なるほど、アニバーサリーイヤーだから! とはいえ、どちらもニュアンスカラーなので悪目立ちせず使いやすそう。

さらにさらに! 毎年買っている人にはお馴染みの秘密がある。これらのボトルを店舗に持参し、1000円分の飲食をすると「ドリンクバーのドリンク1杯&スープバーのスープ1杯」を持ち帰れるのだ!!


有効期限は2026年1月1日(木)~2026年12月31日(木)までの1年間で、何度でも利用可! 太っ腹!!


極めつけ、2つのボトルはトートバッグにシンデレラフィット! このためにデザインされたのは間違いない。店舗に行くとき忘れないよう、セットにして玄関に置いておくのがおすすめ。


それにしても、めっちゃ牛柄だな……



さてさて、こちらも恒例「宮のたれ」は、500g入りのステーキソース。とろみがつくほど生タマネギが使われた、あのタレだ。

常温長期保存も可能な一般的なソースではなく、要冷蔵の生タレであることに注意! 2026年5月24日(日)まで有効の引換券をもらえるので、確実に保冷できるタイミングで引き換えよう。


最後に「1500円分クーポン券」だ。同チェーンの福袋クーポンは毎年変遷があり、過去には特定メニューとの引換券もあった。今年は合計金額から減額される割引券スタイルに。1500円以上の会計時に1枚利用できる500円オフ券×3枚入り。

好みのメニューが選べなくても無料がいいか、好きなものを食べて割引がいいか。みなさんはどっちだろうか。


福袋は12月17日(水)から全国で3300個を販売中。11月から予約を受け付けており、なくなり次第終了だ。惜しくも買えなかった~という人も、春や秋にクーポン券中心の「宮袋」が販売されることがあるので、随時チェックしてみよう。


参考リンク:ステーキ宮
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

▼一見するとシンプル&シックなトートバッグ。その実態は……

▼マチがしっかりあって安定する

▼2つのボトルは「紅白」を表現

▼タンブラーの3way飲み口

▼ボトルのデザインは毎年変わり、その年専用のもの

▼創業当時からの秘伝のタレだという「宮のたれ」(要冷蔵)