世の中では中国発祥の薬膳スープ料理「麻辣湯(マーラータン)」が流行っているらしい。

自分で好きな具材を選んでトッピングできるシステムが人気なのだと、テレビで特集してたのを見たな。絶妙な田舎の静岡ですら何店舗かお店があるくらいだから、都会ではさぞかし流行っているのだろう。

そんな世の中の風潮に乗って、しゃぶ葉では2025年11月20日より「ラムしゃぶ麻辣湯フェア」がスタートしているぞ!

しゃぶ葉が声高々にアピールしているのは「トッピングし放題の麻辣湯」ということ。たしかに麻辣湯って具材を足せば足すほど金額が高くなるみたいだからね。トッピングし放題というその発想は、麻辣湯好きのニーズをガッチリ掴みそうだ!


・しゃぶ葉「ラムしゃぶ麻辣湯フェア」

ラムしゃぶ麻辣湯フェアでは「麻辣湯だし」と「ラムしゃぶ」が登場し、味変薬味が3種と、鍋に入れる具材が何種類か追加されている。

フェアをあますことなく楽しむには、「ラムしゃぶコース」以上のコースを頼もう。そうすることで、「麻辣湯だし」を無料で選択できたり、麻辣湯に合う具材が食べ放題になったりと、いくつか恩恵を受けられる。その場合の最低金額は、平日ランチだと2859円だな。


お肉を注文し、具材もとってきて準備完了! お肉は手前からラム、牛みすじ、黒豚。脂の入り方が良い感じで、どれもとてもおいしそうに見える。


今回は白だしと麻辣湯だしの組み合わせに。麻辣って付くから辛いもんだと勝手に思っていたが、しゃぶ葉の「麻辣湯だし」は全然辛くない。

豚と鶏ベースのまろやかな味で、牛・豚・ラム、どのお肉にも合う! スパイスはうっすら効いている程度だな。



そして、麻辣湯だしに合わせるべく、様々な具材を調達してきた。珍しいものだと「白キクラゲ」や「ブンモジャ」、「豆苗」「さつまいも春雨」なんかがあったな。

ブンモジャだなんて今まで聞いたこと無かったけど、お餅とお麩の中間みたいなふわもち食感でおいしい!

さつまいも春雨も普通の春雨とは違ってちょっともっちりしている。食べたことない外国の食材ってだけで今まで敬遠してたのがバカみたいなおいしさだ。

カラフルで目を引く紅白団子も、プチプチする蒲鉾みたいな感じで気に入った。

食べたことないものを麻辣湯専門店でお金払って追加するのはちょっと怖いけど、食べ放題ならとりあえず試してみようってなれるのが良いな。


そして、麻辣湯だしをより本格的に楽しむには、薬味コーナーの「麻辣油(マーラーユ)」や「麻辣醤(マーラージャン)だれ」が必須!

麻辣湯だしに麻辣油や麻辣醤だれを入れると、まろやかだったスープが、ガツンとシビ辛な味付けに早変わり! 辛い物が得意な人なら麻辣油を直接お肉に付けてもビリビリきておいしいぞ。



・麻辣湯初心者にも優しいフェア

「麻辣」なんて付くとちょっと身構えてしまうけど、辛いものが得意な人から苦手な人まで誰でも楽しめるフェアだったな。巷の麻辣湯同様、カスタムしがいがあって何度でも行きたくなる!

それに麻辣湯がなんなのか全くわからない状態で来たわりには、麻辣湯についてふんわりと輪郭を掴めた気がするな。しゃぶしゃぶ用のだしだから本物の麻辣湯スープとは全然違うのだろうけど、「しゃぶ葉の麻辣湯」として満喫することができた。なんてったって具材トッピングし放題だしね。

ラム肉以外のコースでも、+110円で「麻辣湯だし」を選択することができる。そうすれば、ビュッフェコーナーにある「ブンモジャ」や「さつまいも春雨」などは食べ放題なので、コスパを求める方はその方法で麻辣湯を楽しむのがオススメだぞ!


参考リンク:しゃぶ葉
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼「ブンモジャ」は、じゃがいもデンプンを主成分とする春雨の一種。見た目はトッポギに似てるけど、原料的には別物みたい。プルもちでめちゃくちゃウマイ。