先日の富士登山中、頂上に近づくにつれて多くなってきたのがハチみたいな謎の飛び虫。ブ〜ン……というドローン的な音と共に近寄ってきて、体周辺をブンブンと飛び回る。


正直、ウザい。今回の富士登山に同行していた仲間の1人は、その存在に発狂しそうになっていたほど。はたしてこやつは何者なのか? 蜂(ハチ)なのか? 調べてみたら……


富士山頂付近なので標高は3500メートルを超えている。それなのに生き物……それも飛び虫が活動していることにまずはビックリ。調べてみると、風に乗って山頂付近まで飛んでくるそうな。


いずれにしても、蜂だったら怖い。刺されたくはない。一体こいつは何奴なのか。私は狙いを定めてiPhone16Proで激写。すると最近のスマホってのは本当にスゴくて……

バッチリと姿を捉えていた。


そしてこの画像をGoogleレンズで調べてみると、AIの見解では……

ハナアブの一種であるホソヒラタアブ」と言っているが、Googleも完璧ではないので、ホソヒラタアブなのかどうかは不明と考えたほうが良いだろう。


もっと言えばハナアブなのかも不明。なぜなら、もしもハナアブだった場合は、“その名前とは裏腹に、実はアブでなくハエなので、人を刺さない” から。


しかしネットで調べてみると、けっこう多くの人が富士山でアブに刺されたと報告している。となると、こやつは、ハナアブではなく、単なるアブ?


ちなみにGoogleのAIではなく、私調べだと、この飛び虫は「ケヒラタアブ」だと思うのだが、昆虫に詳しい方、いかがだろうか? なお、ケヒラタアブだった場合は、刺されないらしい。



てな感じで、結局のところ、登山中にこの飛び虫の正体を特定するには至らなかった。たぶん「アブ」であることには間違いないと思うんだけど……。


──そんな調査を、富士山頂付近で行っていた私。結局、何者なのかも対策法もわからず、同行者は相変わらずブンブンと飛んでくるハチみたいな虫に発狂していた。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:Googleレンズ

▼富士山頂でカップヌードルを食べている最中も、ヤツはブンブンと飛んでいた。