
いまや我々の生活の一部となっているコーヒー。コーヒーが無いと生きていけない……なんて人も多いのではないだろうか? まあ、以前1週間コーヒーを抜いたときは結構イケたけども。
それはさておき、コーヒー豆の原産国は基本的に外国であるが、実は日本国内でもコーヒー豆の栽培がされていることをご存じだろうか? 国内産のコーヒー……! これは飲んでみたい!!
・コーヒーの2050年問題
みなさんは「コーヒーの2050年問題」というワードを耳にしたことがあるだろうか? 2015年に発表された論文によると「2050年までにコーヒーの適作地域が半減する」というものである。
原因は「地球温暖化による気候変動」とのことで、コーヒー豆の栽培に適した赤道付近の南北25度で高温多湿な熱帯・亜熱帯地域の土地が半減すると予測されているらしいのだ。
それでなくても世界的な需要の高まりに伴い、コーヒーの値段は上がりつつある。近い将来、かつての胡椒よろしくコーヒー豆が “ブラックダイヤモンド” なんて呼ばれる日が来てしまうかもしれない。
・国内栽培の動き
そんな中「日本国内でもコーヒー豆を栽培できないか?」という動きが高まっており、実際に沖縄や小笠原諸島、岡山県の一部地域でコーヒー豆の栽培が始まっているらしい。
その1つが鹿児島県の徳之島で「コーヒーギフトはAGF♪」でお馴染みの「味の素AGF」が支援しているとのこと。『徳之島コーヒー』と名付けられたそのコーヒーの起源は、なんと42年前にさかのぼるそうだ。
台風が多い徳之島で風に弱いコーヒーの木を育てるのは至難の業で、一言では言い表せない苦労があったそう。数多の試練を経て、昨年ようやく商品化に辿り着いたとのことである。完全にプロジェクトXやん。
その希少な『徳之島コーヒー』を、代理店経由で「味の素AGF」からいただけることに。ドリップバッグ形式の『徳之島コーヒー』は1つ300円だが、その希少性を考えればむしろ安いと感じるのは私だけだろうか?
というわけで、ここからはいただいた『徳之島コーヒー』を飲んでみた感想をお届けしたい。徳之島コーヒーをいただくのはスタバの元アルバイト店員・Yoshioと、毎日コーヒーを欠かさない私(サンジュン)の両名だ。
・飲んでみる
袋を破るとフワッとコーヒーのいい香りが漂う中、慎重に慎重に徳之島コーヒーをドリップしていく。薄くなるのがイヤで少々ビビッてしまったが、目の前に現れたのは何となく品のあるコーヒーだ。
で、ここでズバッとYoshioの感想をお伝えしたい。スタバの元アルバイト店員が、全身全霊で徳之島コーヒーを味わった感想は以下の通りである。
Yoshio「チョコレートのような味わいで同時に酸味も感じる。特に舌の左右に酸味を感じるが、後味はさっぱりしていて嫌味ではない。スタバの本日のコーヒーで出てきても全く不思議ではない高級感のあるコーヒーだね」
確かに毎日飲んでいるセブンのコーヒーよりもリッチな感じで「高いコーヒー」というのが私の感想。ブラジルなどの豆が配合されていることもあるかもしれないが、少なくとも「一般的なコーヒーに劣る」とは少しも思わなかった。
むしろ毎日ガブガブ飲むというよりは「特別なときに飲みたいリッチなコーヒー」という感じで、大事に大事に飲むのが正解ではないだろうか? 徳之島コーヒー、大変おいしゅうございました。
とにもかくにも、この記事を読んでいただいたみなさんには「日本国内でもコーヒー豆を栽培している」「外国産に劣らない」とだけでも覚えて帰っていただければ幸いだ。最後にもう1度、徳之島コーヒー、大変おいしゅうございました。
参考リンク:味の素AGF「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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