2025年9月10日から、全国のミスドでブラックサンダーとコラボした「MISDO HALLOWEEN×ブラックサンダー」が始まった。

どうやら今年のハロウィン企画なもよう。登場したコラボドーナツは3種で、パッと見た感じでただのチョコドーナツだと思っていたのだが……これ、けっこうテクいじゃん。

・ブラックサンダー

ということでミスドにやってきました。


ブラックサンダーとコラボしたドーナツの名称と価格は以下の通り。価格は テイクアウト / イートイン の表記。


・ブラックサンダー チョコレート (237円 / 242円)
・ブラックサンダー&エンゼル (237円 / 242円)
・ブラックサンダー チョコファッション (237円 / 242円)


実際に買ってきたのがこちら。大雨で出張先から帰れなくなったので、ビジホの机からお届けしている。皿すら無いのかって? 無いんだよ。


コラボということで、ブラックサンダーっぽい感じの袋に入っての提供だ。なるほどね。しかしこのドーナツ、袋から出すとこうなる。


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ビジュアルに個性が稀薄じゃね?


いや、ディスっているわけではないぞ。ただこう、あまりにも恒常ガチャから出てきそうな低レア感あるビジュアルというか。スペシャル感がそんなに無いというか

それゆえに、ブラックサンダー感のある袋に入れた説すら感じる。味すらもなんとなく想像できそうな気がする。全部ただのチョココーティングしたドーナツちゃうんか……?


・実はテクい

皿は無いが、私は職業柄、何らかの動物の糞を見つけた時のために、使い捨てのゴム手袋を本当に常時携帯している。かつて別の記事でそう書いた時はネタだと思われていたが、マジなのだ。

そしてそのゴム手袋は、急遽帰宅できなくなった状況でミスドのレビューをせざるを得ない状況でも有用となる。皿は無いが手袋はあるのはそういうわけ。

まずは最もコモンだと思われるブラックサンダーチョコレートからいこう。


断面はこう。やはり普通のチョコドーナツっぽく思える。いや、いちおうブラックサンダーのDNAとして、ザクザク感を演出するためのビスケットやクッキーが仕込まれてはいる。

しかし、食べると想定外の食感が……! なんだこれは? 何かがトロっとしているぞ?

全てが焦げ茶色で見た時には気付けなかったが、なんとこのドーナツ、生地とチョココーティングの間に、クリーム状のチョコフィリングが仕込まれている!!


見た目から漂うコモン感をはるかに超える、テクいことをしているぞ!! ドーナツとチョココーティングの間にたいしたスペースは無いのに、そこにしっかりとクリーム状のチョコが詰まっている。作るの大変そう。

同様の仕様は他の2種でも採用されていることが発覚。このブラックサンダー&エンゼルも


半分にちぎるとこう。母体は普通のエンゼルクリームのようだが、トップのチョココーティングと生地の間にクリーム状のチョコがあるのが分かるだろうか。


もちろんブラックサンダー チョコファッションもだ。


生地はオールドファッション。表面は普通のチョコとストロベリーチョコでコーティングされており、ビスケットとクッキーが仕込まれている。そして生地とコーティングの間には、チョコフィリング。


味については、基本的にどれもザックザクのチョコ。つまりブラックサンダーってこと。当初思っていた以上によくできている。普通にチョコドーナツ好きはもちろん、ブラックサンダーファンにもお勧め。個人的には、チョコファッションがストロベリーで味変できて一番好き。

参考リンク:ミスタードーナツ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.