これを言うと年齢がバレるかもしれないが、私が学生時代に一世を風靡したドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」

そんな “イケパラ” を彷彿とさせると話題なのが、Netflixアニメ「ロマンティック・キラー」。実写映画も公開が予定されており、イケメンだらけの世界観はなかなか興味深い。けれど、現実的に考えるとやっぱり難しい。

そんな私が考えたのが「イケメンは無理でも、ブタメンとならパラダイスできるんじゃないか?」ということ。

イケメンのメンとブタメンのメンをかけた、ダジャレ的な思い付きから始まったこの企画。

くだらなさMAXだけど、ワクワクが止まらない……!

・ブタメンを追っかけたらイケメンと遭遇

まずは、ブタメンの公式HPを覗いてみることにした。

すると……

なんと公式にもブタメンパラダイスという名のサイトが存在するじゃないか!

まさか、おやつカンパニーさんの中も同じこと考えている人がいたのか? そんな会社なら、こんな相談にも乗ってくれるかもしれない……とダメ元でこんな問い合わせをしてみた。

「突然のご連絡失礼いたします。この度、ブタメンパラダイスというブタメンに囲まれたり、ブタメンと添い寝したり、ブタメンとドライブしたり……(割愛)という企画を考えております。ボリューム感的に必要量のアドバイスをいただけないでしょうか」



すると数日後、届いたのは大量のブタメン!

ブタメン!!




ブタメンーーーーーーーーー!!!!!


なんと今回の企画に興味をもってくださり、合計360個のブタメンを提供してくれたのだ。

もはやこの時点でブタメンパラダイスじゃないか! というか、おやつカンパニーさんがイケメンじゃないか!

・たぶん世界初! ブタメンの祭壇作り

ここまでしてもらったら、私も頑張らなくてはいけないとプレッシャーを感じ始める。

とてつもなく、くだらない思いつきから始まったこの企画が、ここからいろんな意味で緊張感を増すものへと変わっていく。

まずは、360個のブタメンの迫力を体感するべく、壁に積んでいく。

積んでいく。




積んでいく。


イケメンとの対面も緊張するが、ブタメンを積み上げていくのもなかなか緊張する。途中、怪しい場面もあったが、なんとか半分が完了!

せっかくなのでここで記念撮影。

さぁ、どんどん積んでいくぞ! ってか、なんかちょっと芸術的じゃない?

これを崩さないようラストスパートをかけていく。

あと1箱!




完成ーーーーーー!

イケメン……いや、ブタメンたちに見守られてイェーーーーイ!

いやぁ、イケメンは時に眩しすぎるけど、ブタメンなら、ずっと眺めていられるなぁ。

それに、ブタメンなら、こんなに近づいても緊張しない!

・ワイルド系、ひょうきん系、ガリ勉系……

そういえば、推しメン決めてなかった。

ワイルドな「タン塩味」もいいけど。

ひょうきんな「カレー」も気になるなぁ。

「しょうゆ」はガリ勉タイプか?

よしっ! ほっておけない感じの「とんこつ」に決めた!

ここでお腹が空いたので、一旦腹ごしらえを……。

う~ん、ブタメンに見守られながら食べるブタメンはおいしいなぁ。

続いては、イケメンに囲まれる! ではなく、ブタメンに囲まれるに挑戦してみよう!




完成!

……うん! ブタメンに囲まれてもドキドキしない。

けど謎の安心感はあるなぁ。

・いつでもどこでもブタパラ

ここでちょっとドライブへ。運転手はもちろんブタメン。

行先はどこかな~? おやつカンパニーの工場見学かなぁ~?




……はい、暑いので早々に切り上げます。

ふと、小腹が空いたころ「庭で休憩しない?」って、ブタメンたちが言ったような気がしたので、一緒にとうもろこしを食べることに。

イケメンとだったら、歯に挟まること気にして とうもろこし なんて食べられないけど、ブタメンなら大丈夫。

なんだかんだでこの検証も2時間経過。疲れてきたので、ちょっと一休み。


……そう、ブタメン達と。

・花ざかりの君たちへ~ブタメンパラダイス~

360個のブタメンとパラダイスしてわかったこと。

それは……ブタメンは裏切らない!

目が合うことも、話しかけても返事があるわけでもない。だけど、積めるし、食べられるし、おすそ分けだってできる。

イケメンにはできないことが、ブタメンにはできるんだ。

そう考えると、この360個のブタメンに囲まれた小さな空間は、実は最高の令和的癒しスポットだったのかもしれない。

さて、次は何とパラダイスしようか。今からもう、楽しみで仕方がない。

取材協力:株式会社おやつカンパニー
参考リンク:ブタメン公式HP
執筆:夏野ふとん
Photo:株式会社おやつカンパニー・RocketNews24.
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