え、ひょっとして梅雨ってもう終了してます? もう少し頑張って雨を降らすイメージがあったんですけど、気づけば真夏並みの暑さが続いている。アチィィイイイイイ! マジで助けてェェェエエエエエエ!

というわけで、近所のカインズで話題の “携帯氷のう” をゲット! Amazonでもベストセラーの大人気商品でサイズや重さが絶妙らしく、何より携帯できるのが最高だという。デビューは7月中旬頃を予定していたが、暑すぎるのでさっそく使ってみた!

・アチィー

暑さ対策グッズといえば、くり返し使えるハンディファン、冷感スプレーなどが人気。しかし先人たちは、冷房がなかった時代から様々な工夫をして暑さをしのいできた。

すだれで日差しを遮ったり、うちわで体感温度を下げたり、濡れタオルを首に巻いたり……砂漠の民がターバンを頭に巻くのも暑さ対策だ。

調べたところ、氷のうや氷枕が登場したのは明治時代以降だという。当時は牛や豚の膀胱(ぼうこう)を使用したそうだ。先人たちの発想力はマジでハンパではない。


・氷のうブームがえげつない

それはさておき、少し前に御花畑マリコ記者も氷のうを買ったらしく「今まで発売されたどのヒンヤリアイテムよりもダイレクトな冷感を感じられるのは間違いない」とレポートしていた。どうやら氷のうブームが本当に来ているらしい。マジかよおい。

世の中的には、ハンディファンも冷感スプレーもひと通り試したけど、一周まわって「やっぱり氷のう!」という感じなのか。そういう流れだとしたら、やはり先人たちへのリスペクトを胸に同商品を紹介すべきだろう。


・令和版の氷のうとは

牛や豚の膀胱を使用していた時代から時は流れ、令和となった今、世間で最も熱い注目を集めているのは……


ピーコック魔法瓶工業(Peacock)の「ミニアイスパック 携帯氷のう」である! 魔法瓶構造で “持ち運びができる氷のう” だそうだ。カインズの価格は2480円。Amazonでは2494円で売っている(2025年6月27日時点)。


・氷のうブームがえげつない

そして……記事執筆後に高木はるか記者も全く同じ商品を購入していたことが判明。ただ、楽天だと3280円らしいのでカインズの方が安く手に入るもよう。カインズが最高ということだけでもお伝えできれば幸いだ。氷のうブームが本気で凄い!


・ピーコックの携帯氷のう

見ての通り、水筒のように持ち運べるのが最大の特徴。サイズは500mlペットボトルよりひと回り小さいくらい。折りたたみ傘よりもコンパクト。


カバンの脇(ペットボトルホルダー)にも余裕で入るから本当に持ち運びが楽ちん。カバンの奥底にしまってしまい必要な時に取り出せず、結局使わずじまい……なんてことはなさそうだ。


使い方としては、夜のうちに「シリコーン氷のう」に水を入れて冷凍庫で凍らせておいて、朝出発する前に魔法瓶に入れて持ち運ぶということだろう。


もしくは氷と水を入れるだけでも十分使えるらしい。冷たいドリンクを持っていく感覚。なんなら朝の出発前に「水筒に麦茶を入れつつ氷のうもセットする」という合わせ技を使えば「あっ! 忘れたっ!」ということにはならないだろう。


・シール

そういえば、髙木記者のレポートやカインズ通販、Amazonのレビューに「シールを剥がしたら汚くなる」とコメントがあったが、どうやら改善されているっぽい

普通にキレイに剥がせるしベタつくこともない。もしくは個体差か。たしかにシール跡が残ったら最悪である。


半日使ってみた感想は、同じく凍らせて使うネックリングと違い、使わない時に魔法瓶に収納できるのが最高だ。どれくらい冷たいかというと……

マジで気持ちィィイイイ!


・冷やしたいところに直撃

日中のマジで暑くて死にそうな時にキンキン状態なのは非常に良い。夕方まで普通に冷たいのは画期的。通勤・通学はもちろんスポーツなどシーンを選ばず使えるだろう。コンパクトだが、冷やしたいところに直接当てられるので使いやすい。

水筒タイプに進化したことで、氷のうが暑さ対策グッズのナンバー1に返り咲いた。これは売れますわ……カインズでも売っているし、Amazonならサイズやカラーも色々選べるようす。完売前に早めに買っておくべし。プレゼントにもいいかもね。ではまた!


参考リンク:カインズ「ミニアイスパック(携帯氷のう)ABB-16A」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.