最近の値上げの流れは本当に恐ろしい。

スーパーで値札を見る度に、以前まではまず見かけなかった値段が当たり前のように表示されていて「嘘だろ……」と絶望している気がする。

そんなご時世ではあるが、実は筆者は今、富豪の気持ちを味わっている。なぜならこの度、「サイボク」の福袋を手に入れることができたからだ。


・豚肉の加工品がいっぱい

「サイボク」とは、埼玉県にある豚肉や豚肉の加工品を作っているメーカーだ。

今回購入した福袋の名前は、「2025 福袋スタンダード」。楽天市場で販売されていて、価格は税込5000円だった。

到着した段ボールをさっそく開封してみると……


食べ応えがありそうな豚肉の加工品がごろごろ出てきた!! どんなものが入っているのか、1つずつ確認していこう。


まずは「あらびきウインナー」


「ポークウインナー」


「ホワイトウインナー」のウインナー3パック。重さはあらびきウインナーとポークウインナーが185gで、ホワイトウインナーだけ130gだった。


続いて「ポークソーセージ」。重さは驚異の230g。1本がこんなにでっかいソーセージ、初めて見たかも……!!


そして「ロースハム」。よくスーパーで売られている薄く切られたものではなく、こちらもでっかい塊だ。重さは200g。


こっちは「ベーコン」。これも手に取るとずっしりと重みがある。重さはロースハムと同じ200g。


食べ物だけでなく、オリジナルグッズも入っていたぞ。子豚の写真がたくさん掲載されているカレンダーと……


豚のイラストが描かれたタオル。どっちもつい使いたくなってしまうかわいいデザインだ。


・実食

どれもおいしそうだけど、今回は「あらびきソーセージ」「ポークソーセージ」「ロースハム」を味わってみることにした。


噛んだ瞬間に「パキッ!」といい音を立てたあらびきソーセージの中には、ごろごろとした肉とたっぷりの肉汁が詰まっていてめちゃくちゃ食べ応えがある。

正直、これだけでも結構満足しちゃったかも……それくらいしっかり肉欲を満たせるソーセージだった。


続いてポークソーセージをいただいてみる。こちらはあらびきソーセージと比べると柔らかく、味も優しめだ。

肉の味はするんだけど、あらびきソーセージほどガッツリしてはいない感じ。お子様からお年寄りまで誰もが食べやすいソーセージなんじゃないかな。


最後はロースハム。本当は薄く切った方がいいんだろうけど、今回はせっかくなので塊のままいってみることにした。


結構小さめに切ったつもりだったのだが、それでも箸で持つとちょっとバランスを崩しそうなくらいの重さだ。密度が高すぎる……!


落とさないうちに急いでひと口かじってみると……噛み応え、ヤバ!!!!

味は確かにハムのそれなのに、食感は分厚いステーキを食べているような感じだ。たくさん噛まないと飲み込めなくてかなり顎が鍛えられた気がする。

ハムでこんなに「肉食べた~!」と思えたのは初めてかも。貴重な体験をすることができた。


・既に完売しています

まさか自宅にこれほどの量のウインナーやハムが並んでいるのを見る日が来るとは……

こういった豚肉の加工品って何気にお高いから、富豪でもない限りなかなか大量に購入できないんだよな。

ということでサイボクの福袋は、たっぷりの豚肉加工品も富豪の気持ちも味わうことができる満足度高めの福袋だった。

ちなみに2025年1月5日現在、楽天市場では既に完売してしまっている。

人が集まる年末年始にぴったりすぎる福袋だもんな……気になった方は、是非次の機会に購入を検討してみてほしい。

参考リンク:楽天市場
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

▼パンフレットではソーセージのおいしい食べ方などが分かりやすく説明されていた