九州を中心に展開していて絶大な知名度を誇るファミレス「ジョイフル」。全国に600店舗以上(2024年11月現在)あるから、その存在を知っている人も多いだろう。
ジョイフルは大手とあって、グランドメニューだけでなく細かいところまで充実。どれを食べても間違いが起きないような王道スタイルなのだが、なんと地方限定メニューまで揃えていたから驚いた。
・宮古島店へ行ってみた
その存在を知ったのは偶然も偶然だった。先日宮古島を訪れ、ツアーのガイドさんが「実はここのジョイフルって限定メニューがあるんですよ」と教えてくれたのだ。
えっ! ジョイフルに限定メニューなんてあったのか! そんな話を聞いたら行くしかなかろうもん!!
てことで、話を聞いた足でさっそくジョイフル宮古島店へとやってきた。席につくなりメニューに目を通してみると……うおおおおぉぉ!!
めっちゃある!!!!
なんならスイーツ、さらに……
オリオンビール(520円)まであるからテンションが上がらずにはいられない。最高すぎやろがい!!
・そばとまぐろを実食
さて、今回は沖縄そばを中心とした布陣の中から悩みに悩んで、ねぎトロ丼沖縄そばセット(1290円)を注文してみた。ちなみにまぐろは沖縄県産のものを使っているとのこと。
オリオンビールを飲みながら待つことしばし。配膳ロボットが持ってきてくれたのがこちら!
うむ、さすがファミレスだけあって卒なく仕上げている。見た目から分かるように量もしっかりめで、この定食1つで満足できそうである。
まずはねぎトロ丼の方からいただこう。まぐろが素直においしいのは当然として、そこに縁の下の力持ちとして顔を出すワサビと醤油がまたたまらない。
ワサビがピリッとしてアクセントになっているかと思えば、甘めの醤油が口の中を落ち着かせてくれる。そこにネギ、刻み海苔、それからご飯をかきこむと……うますぎやろがい!!
続いて沖縄そばはごわごわした麺で食べ応えあり。味の方は飛び抜けてウマいというわけでもないが、ジョイフルで沖縄そばを食べられるということに意味がある。
でもって、付属の紅生姜を入れるとグッと味が引き締まってよき。不思議なもので沖縄そばは何度食べても飽きず、滞在中は毎日のように食べてしまった。
・沖縄らしい味変
そして印象に残ったのが、沖縄らしく「島とうがらし」がついてきたことだ。これがあるだけで非日常を感じられる。
試しに入れて沖縄そばを食べてみると、喉にピリッとくるのが心地よく一気に味が変化する。とはいえ、泡盛で熟成させているだけに子どもは苦手かも。大人はちょこっと加えて食べてみてほしい。
──というわけで店内こそいつものジョイフルであったが、料理で沖縄を感じることができた。日常と非日常がめまぐるしく交差するこの空間、興味のある人は一度味わってみてほしい。
参考リンク:ジョイフル
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼とにかくどの景色も美しすぎた
▼宮古島まもる君
▼ていうか、オリオンビールうますぎやろがい! どこでも2杯は飲んでしまった……