鴨肉を焼いて食べるのが好きだ。しかし、やたらと煙が出るのが嫌だ。
なので鴨肉を焼くときは換気扇の下で焼いて「立ち食い」するのが常なのであるが、それでも全ての煙を吸い込んではくれず、部屋は焼肉屋さんのような香りになる。
どうしたものか……とロケットニュースを検索してみると、「煙の少ない焼肉専用カセットコンロ(2017年)」の記事を発見。物は試しと買ってみた!
・マーケットプレイスでのプレミア価格には要注意
私が注文したのは、上の記事の後継機種であろう『スモークレス焼肉グリル イワタニやきまるII(2)』。Amazonはマケプレ商品だらけ&プレミア価格がエゲつなかったので避け、楽天市場で6350円(私の購入時)でゲットした。
それと合わせてポチったのが、Amazonで売っている『やきまる用 油はね防止カバー』なる商品。やたらと評価が高く、書いてあることも信用できそうなので3980円で購入した。
・焼いてみた!
説明書通りに組み立てて、水を入れ、まるで漫画『進撃の巨人』の壁(ウォールマリア)のような「油はね防止カバー」も装着して準備完了。んで、着火して軽く油を引いて鴨肉を焼いてみると……
ノースモーク!
ビックリするほど煙が出ない!
魚焼き網で鴨肉を焼いた時の画像と比べてみると、その差は一目瞭然。煙の出やすい鴨肉なのに、まるで魔法のように煙が出ないのだ!
その秘密は、イワタニの公式サイトでわかりやすく説明されている。いわく、
「プレートの温度を高温化させないことで脂の煙化を防ぐ」
「脂を炎に落とさないことで煙を出さない」
らしく、さらに「直火だからお肉が美味しく焼ける」とのこと。実際に食べてみると……
うんま〜!!!!!
当たり前だが鴨肉はウマい。しかも煙が出ないなんて最高すぎる! でも、私が「出にくい」と記事タイトルに書いたのは、
たま〜に、フワッと煙みたいなのが出ていたりもしていたからだ。とはいえ、モクモクではない。ふんわ……と出て、すぐに消えるレベルであった。
・油はね防止カバーは……
なお、同時に購入したウォールマリア……ならぬ『油はね防止カバー』は、買って損なし大正解! 内側がどうなっているのかというと……
けっこう油跳ねが飛び散っている。つまり、このウォールマリアが無かったら、テーブルという名の外界に油が飛び散りまくって大変な惨事になっていたということ。
事実、すべてを食べ終えた後のテーブルを見てもらえれば、このウォールマリア(油はね防止カバー)がいかに鉄壁だったのか一目瞭然。
ほぼ油跳ねなし!
これで新聞紙などをテーブルに敷いて焼肉グリルを使うなんてことともオサラバだ。「やきまる」において『油はね防止カバー』は必須であると断言したい
・ひとつだけ注意点
ちなみに洗うのも非常に楽。やきまるも、油はね防止カバーも、特に苦もなく洗うことができた。こんなに楽なら焼肉の頻度も増えそうな予感だ。
ただひとつだけ!
油はね防止カバーは、やきまるにセットした状態で収納したかったのだが、そうすると箱に入らなくなるので「箱入れ派」の方々は要注意。
特に箱に入れて収納しない人は、やきまると油はね防止カバーはセットにして(組み立てた状態で)収納するのが大吉であろうと思われる。
それでは皆様、良き焼肉ライフを! ではでは。
参考リンク、イワタニ、楽天市場、Amazon
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼実際に「やきまるⅡ」で鴨肉を焼いた動画
▼こちらは魚焼き網で鴨肉を焼いた動画