ロケットニュース24

「カブアンド」でネット回線申し込みをしてみたらこうだった / 初めてプロバイダを乗り換えて知ったこと

約1時間前

突然だが、あなたは家のネット回線を乗り換えたことがあるだろうか。私(中澤)は乗り換えたことがない。入居の時に工事したら、次の引っ越しで家を出るまではそのまま。面倒くさいが先に立ってしまうのだ。乗り換えたことがない人がどれくらいいるのかは分からないけど、多分携帯キャリアよりは多いはず。

ネット開通と言えば、契約だけでなく、ルーターを送ったり受け取ったり設置したり、立ち合いとか工事もあったかな? 考えただけで面倒くさい。しかし、今回初めて乗り換えてみたところ、考えてもみなかったシステムであることを知った。

・KABU&ひかり

思い返せば、今の住処に来る時も、ネット開通にはてこずったものである。web申し込みからの鬼のようなかけ直しのラリーはトラウマでしかない。

どうせ、どこの業者も同じようなもんなんだし、もういいやこのままで。そう思っていた私が今回、ネット回線を乗り換えようと決意したのは、その会社が他の会社とは違ったからだ。

会社の名前は「カブアンド」。何が他と違うかと言うと、料金支払いに応じて「カブアンド」の未公開株がもらえる点である。ポイント還元みたいなノリで株引換券がもらえるというのだ。

前澤友作さんが起ち上げた新たなインフラサービスであるこの会社。とりあえず携帯キャリアをMNPしてみたことは以前の記事でお伝えしたが、その際にネット回線の「KABU&ひかり」があることも発見したのである。

・初めてのネット回線乗り換え

前述の通り、ネット回線のサービスなんてどこだっていい私。選びたくて今のドコモ光を契約したわけではない。それだったら、多少なりとも興味があるプロバイダと契約したい。初めて、その気持ちが面倒くさいを上回った。

というわけで、申し込みを進めてみたところ、月額料金は私の場合ほぼ変わらないことが判明した。今はドコモ光の1ギガの2年定期契約で月額税込み4400円、KABU&ひかりはマンションタイプの1ギガで月額税込み4180円だが、ルーターレンタルにも税込み330円かかる。つまり、私の場合月額4510円になる。

なお、ドコモ光みたいに2年定期契約なしのプランはない様子。とは言え、ドコモの定期契約なしプランは月額1100円高いし、最初から定期契約なしにするつもりはなかったけど。

・マジかよ

価格帯が普通なことはモバイルでMNPした際にもお伝えした通り。それよりも今回の敵はやはり開通の面倒くささだな。かけ直しのラリーでもなんでもやってやろうじゃないか。そう腹をくくっていたのだが……

web申し込みで利用開始希望日まで入力することができた。マジかよ! web申し込みで利用開始希望日の設定まで行けた!! 利用開始希望日は申し込み当日から12日以降の日付から選択可能なようだ。

・知らんかった世界

ちなみに、申し込みには事業者変更承諾番号というのが必要になる。現在の事業社から発行してもらうもので、私の場合ドコモ光のカスタマーサービスに電話して取得した。

有効期限は14日間で他社で契約されると自動的にドコモ光は解約になるという。知らんかった。ネット回線の乗り換え申し込みがMNPみたいになってるなんて。

しかも、携帯ほど乗り換える人が少ないためか、電話が繋がるのも比較的早い。ネット回線というだけで面倒くさいイメージがあるけど、携帯キャリアに比べるとずっとあっさりしていたのが意外であった。

最後に、ドコモ光のカスタマーサービスによると、「プロバイダがandlineだからそっちの方の契約は別途対応が必要」とのこと。ドコモ光ってプロバイダじゃなかったんか……それすら初めて知った。

サービスとプロバイダが分かれていて別途対応ってところにまた面倒さを感じたが、とりあえずandlineに電話して事情を説明したところ「分かりました。ルーター送ってください」で終わった。ほっ。

・まとめ

そこで「KABU&ひかり」のwebページに全情報を打ち込んだらネット回線乗り換えの申し込みが完了。といったところで、ネット回線乗り換え初心者が「KABU&ひかり」の申し込みを経て感じたことを以下にまとめたい。


・事業者変更承諾番号は事前に取っておいた方がスムーズだよ
・申し込み自体はネットで完結できるよ
・利用開始希望日は当日から12日以降だよ
・ルーターをプロバイダからレンタルしてる場合は返却して、自分で買うか「KABU&ひかり」からレンタルになるよ


──注意点と言えば、事業者変更承諾番号の取得とプロバイダ契約の内容くらいだ。回線がフレッツ光回線の乗り換えの場合、工事不要なのはデカイ。工事日程を決めるとなると面倒くさくなるからな。

というわけで、今のところ問題はないんだけど、まだ申し込んだところなのも事実。11月20日にサービス開始したばかりで未知の部分も多いから、家回線の今後を見守っていきたい。

参考リンク:KABU&ひかり
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼支払いに応じて引換券がもらえて、それを株に交換する形

▼現在は1株5円

▼プラス会員になると2倍引換券がもらえる

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