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【新宿からたった1駅で別世界】竜宮城みたいな台湾の寺院「東京媽祖廟」が強烈過ぎてビビった / 大久保駅南口から徒歩1分

2024年10月23日

JR大久保駅の南口。ガード下の改札を抜けて右手を出ると国際色豊かな飲食店が並んでいた。ベトナム、中華、タイ、ネパール……異国気分を味わいながら歩いていたら、今度は超ド派手な竜宮城らしき建物が出現。って、マジかよ!

看板によると「東京媽祖廟(とうきょうまそびょう)」という名の寺院らしい。そういえば中華街にも「横濱媽祖廟」があったような。

調べたところ、媽祖様とは台湾や中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神で、媽祖様をまつる寺院のことを「媽祖廟」と言うそうだ。入場無料で誰でも参拝できるということで、仕事前に台湾気分を味わってきたぞ。

・東京媽祖廟

あらためて道順を紹介すると、大久保駅の南口を出て右手へ。ファミマ横の斜めに延びる小道に入ると……


いきなり現れる巨大な寺院。


スゲエエエエエエエ!



・4階建て

えげつない迫力。ゴージャス過ぎてビビる……ちなみに開廟は2013年とのこと。4階建てで、それぞれの階に神様がまつられている。各階に格闘技の達人が配置されている『死亡遊戯』が頭に浮かぶのは私だけではないだろう。

ちなみに装飾は台湾から持ち込んで日本で組み立てたそうだ。まさに豪華絢爛。そんなわけで寺院内は本場台湾の空気が流れている。通勤途中でこれほど “外国” を味わうことができるとは……!

開門時間は9時〜18時。流れとしては、1階で7本入りの線香を購入し、廟内7カ所に設けられた香炉に1本ずつ挿しながら参拝するという。コンロで7本の線香に火をつけてから各階へ。

線香を頭上に掲げて3度礼をし、心の中で名前・住所・生年月日を告げてから願い事を伝えて線香を1本供えるそうだ。そういえば中華街でも同じスタイルだった。

てか、自己紹介を7回もくり返していると「名前と生年月日くらいは1回で良くないですか?」と思ってしまう……。



・4階からの景色

ラストの4階でお香を立てて願い事を伝え、振り返ると窓越しに新館の屋根飾りが見えた。エキゾチックな大久保の街並みの中でも東京媽祖廟が一際目立っているのが分かるだろう。

なぜ大久保なのかというと「媽祖様がお選びになられた」とのこと。チョイスが渋い。参拝後に廟を出たら、龍の口から水が出る池を発見した。やはり超豪華。おかげで金運が爆上がりした気がする。よろしくお願いします。

新宿駅から1駅(中央・総武線)とは思えないほどの静けさ。穏やかな気持ちで参拝できるので街歩きにいかがだろうか。冒頭でも申し上げたように、小道には国際色豊かな飲食店が並んでいて散歩するだけでも面白いぞ。


・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称東京媽祖廟
住所:東京都新宿区百人町1-24-12
時間:9:00〜18:00

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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