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【東京の隠れ宿1泊3700円】浅草の住宅街にヒッソリと佇む格安宿に泊まってみたら…屋上から見た景色が最高すぎてビビった

2024年10月17日

浅草は都内屈指の観光地だけあって、あちらこちらに宿泊施設が軒を連ねている。観光で訪れる際はどの宿に泊まればいいのか迷ってしまうこともあるだろう。

今回は1泊3700円で夜景が最高に楽しめる格安宿を紹介していくぞ。宿探しをする際の参考になれば幸いだ。


・屋上からの眺めがヤバい格安宿

浅草駅(都営地下鉄)を出て5分ほど歩くと、次第に景色が変わって閑静な住宅街へ突入。

この辺りに宿泊施設があるのかと少し不安になったが、そのまま歩き続けていったら宿の立て看板が見えてきた。目的の宿「TOKYO-W-INN(トウキョウ ダブル イン)」に到着である。

入り口や外観はシンプルかつオシャレ。宿泊施設というよりはヘアサロンっぽい雰囲気が漂っている。さっそく入ってチェックインを済ませよう。


ドアを抜けて道なりに進むとフロントが見えてきた。ロビーは狭めだが清潔感があってグッド。

壁には英語表記の観光マップなどがたくさん貼り付けられている。おそらく外国人観光客を意識しているのだろう。そういえば、すれ違う宿泊客もほとんどが外国人だ。


宿泊料金は楽天トラベルで予約したところ1泊3700円だった。浅草駅から近くてこの価格は結構オトクだと思う。

受付時の案内によれば、タオルや歯ブラシなどのアメニティは有料とのこと。レンタルタオルは200円とまあまあ安めだが、歯ブラシは300円もするので持参したほうがいいかもしれない。


チェックイン後はとりあえずドミトリー(相部屋)へ行ってみる。館内マップによると館は地下1階から地上6階まであるらしい。

地下1階はシャワールームで地上2〜5階が寝室、そして最上階6階がラウンジとなっているようだ。ひとまず荷物を整理するために5階へ移動。


備え付けのスリッパに履き替えてからドミトリーへ入室。ドアの前には耳栓や消臭剤も用意されていてサービスがいい。



入ってみたら箱型ベッドがズラリと並んでいた。あたたかみのある木と無機質なコンクリートのバランスが素晴らしい。


残念ながらロッカーはないが、簡易的な荷物ラックならある。置き場はベッド番号ごとに確保されているので、荷物が他の宿泊客と混ざることはないから安心。


洗面所やトイレも清潔感があってナイス。しっかりと清掃が行き届いていて気持ちいい。


荷物を整理したらシャワールームがある地下1階へ。サクッと体を洗ってサッパリとしよう。シャワールームは男女共用 + 女性専用エリアも完備。

ブースは男女共用エリアで3カ所ほどあったと記憶している。一部のブースは浴槽付きでちょっとビックリ。ゆったりと湯船に浸かることもできそうでテンションが上がった。



シャワーを浴び終えたら最上階のラウンジで小休憩。こぢんまりとしているが、窓が多くて開放的である。ソファ・カウンター・テーブル席があって結構くつろげそうだ。


無料ドリンクコーナーもあるからコーヒーなどを気軽に楽しめるぞ。さらに、バルコニーへ続くガラス扉を発見。試しに外へ出てみると……


東京スカイツリーとご対面! 美しくライトアップされた電波塔がハッキリと見えて最高じゃないか。これはなかなかの絶景……。

バルコニーには椅子やテーブルがあるので、秋の夜風に当たりながらマッタリできるぞ。


しばらく休憩したあとはドミトリーに戻って寝支度を開始。22時半の消灯までにいろいろと準備を済ませておこう。


箱型ベッドは横幅や奥行きがあってやや広め。木のぬくもりに包まれた空間は居心地がよくて落ち着く……。マットレスは厚みがあるし枕もフカフカで気持ちいい。


枕元には金庫・折りたたみテーブルが完備。金庫は意外と大きくて収納がある。宿泊施設によっては財布しか入らない極小ボックスの場合もあるから便利。

折りたたみテーブルは作業台として十分使えるサイズだ。タイピング音に気をつければパソコン作業ができるかもしれない。

実際にパソコンを置いて作業しようかと思ったが、消灯時間も過ぎていたので今夜は寝ることにした。

翌朝は出発前に再び屋上へ行って、太陽の光を浴びながらリラックス。青空に伸びる東京スカイツリーも見ごたえが抜群だった。みなさんも機会があれば1度宿泊してみてはいかがだろうか。


・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称 TOKYO-W-INN
住所 東京都台東区寿4-6-1

参考リンク:楽天トラベル
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.

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