京都のお土産の大定番、生八つ橋。

モチモチの生地とシナモンが香るオシャレな風味を楽しめるお菓子だ。これを食べると「京都に行ってきたんだなぁ……」と実感する。

そんな生八つ橋、てっきり京都で購入しないと味わえないものだと思っていたのだが……なんとレンジを使えば、自宅で作ることもできるらしい。

ほ、ほんとに~~~!? あれって素人でも作れるものなんですか……!? 気になったので、実際に挑戦してみることにした。


・いざ挑戦

今回参考にしたレシピが掲載されていたのは、「S&B」の公式ホームページ。詳しい作り方や材料はこちらに掲載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。


それではさっそく作業を始めよう。はじめに、中身の餡子(あんこ)を作る個数分に分けておく。


続いてシナモンきな粉を合わせて、生地の表面にまぶす粉を作ったら……


いよいよ生地作りに取り掛かる。まずは生地の素になる粉類を、水と一緒にしっかり混ぜ合わせる。


全部混ざったら、レンジでしばらく加熱する。そのあといったんレンジから取り出し、中身を混ぜてから再び加熱すると……


!?


モ、モチモチになった!! 先ほどまでの水っぽさからは考えられないくらいにしっかり固まっている。


このあとさらに生地を混ぜ合わせるのだが、あまりにモチモチで腕のいい筋トレになった。頑張った……。


そうしたら、台の上に先ほど作ったシナモンときな粉を合わせた粉を敷いて……


その上に生地を乗せ、


麺棒で平たく伸ばしていく。


あとはこれを四角く切り分け、


餡子を置いて三角形になるよう折りたためば……


完成!!



・本当に作れた!!

うおおお、生八つ橋だ~~~~~!!!!!

お土産として売られているものよりちょっと不格好だったり皮が厚かったりするけれど、漂ってくる香りや柔らかい触り心地は完全に生八つ橋のそれである。


すごいな、マジで作れちゃった……とはいえ、問題は味だ。

果たしてあの独特の味はちゃんと再現できているんだろうか。ドキドキしながら口に入れてみると……


完璧な生八つ橋です、ありがとうございました。


口の中に広がるシナモンの香りと餡子の強い甘み。赤ちゃんの肌かと思うくらい モッチモチの皮の舌触り。どこからどう見ても生八つ橋だ。

今までに食べてきた市販の生八つ橋と遜色のない味がそこにはあった。もし目を閉じて食べ比べをしたら、どちらが市販のものか見分けがつかないかも……

まさかこんなにクオリティの高い生八つ橋を手作りすることができるとは。とんでもないレシピを見つけてしまった。



・自宅で楽しめる京都の味

市販の生八つ橋ももちろんおいしいけど、自分で作った生八つ橋はできたてなのも相まってよりおいしかった気がする。

これで今後は、自宅にいながらいつでも京都に行った気分を味わえる……ってコト?! 京都好きにはたまらないレシピだった。

手順通りに作れば意外と簡単な生八つ橋作り、皆さんも是非挑戦してみてはいかがだろうか。

参考リンク:S&B
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]