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【東京の隠れ宿】山手線・目白駅から徒歩2分の秘密基地っぽい宿(1泊4000円)に泊まってみたら…自宅みたいな居心地で快適だった

2024年8月21日

東京・目白といえば、学習院大学や高級住宅街のイメージが強い優雅なエリアである。

安宿ハンターの筆者にとっては縁もゆかりもない場所だと思っていたが、つい先日、JR山手線・目白駅のすぐ近くで1泊4000円の格安宿を発見した。

セレブな街・目白にも簡易宿所があるとは驚きだ。さっそく予約したので宿レポしていこうと思う。


・目白の秘密基地っぽい宿

というわけでJR目白駅から歩くこと2分、目的の宿「bnb+ Secret Base Mejiro」に到着。この日は早めに仕事を切り上げて日が暮れる前にチェックイン。

どうやら3階建てビルの2階に店舗を構えているみたいだが、パッと見たところ宿というよりはカフェのような佇まい。宿の名前のとおりに秘密基地っぽくもあってユニーク。


いざ入館しようとすると、ドアにはチェックイン予定の宿泊者へ向けた個別メモが貼り付けられていた。ひとりひとりに入館から退館までの案内を配っているようだ。


メモによればドアは常時電子ロックされているとのこと。館へ入る際は案内に書かれた暗証番号を打ち込む必要があるらしい。

おそらくここはスタッフが非常駐のため、こういった仕様になっているのだろう。メモから宿泊者名が丸見えなのはご愛嬌。


解錠してドアを抜けると目の前はすぐフロント。こぢんまりとした隠れ宿的な雰囲気が漂っていてナイス。下駄箱で備え付けのスリッパに履き替えたらチェックイン開始だ。


フロントは無人かと思いきや、受付スタッフがいて助かった。どうやら早めの時間帯に着くと有人対応になるっぽい。

宿泊料金は楽天トラベルで予約したところ1泊4000円。寝室は相部屋(ドミトリー)のため宿泊費がリーズナブルなのだ。

山手線・目白駅から徒歩2分と好立地だし、なかなかコスパがいい宿ではないだろうか。


ちなみに無人(セルフチェックイン)の場合は、テーブルで記入した宿泊カードを受付箱へ入れるだけ。

タオルや館内着などをレンタルするときも、封筒に料金を入れて投函すればオーケー。

なんだか農園近くにある無人販売所で野菜を買うときの感覚に似ている。


チェックイン後は道なりに進んでラウンジへ。やや狭めだがガラス張りで開放感がある。


窓際にはカウンター席・もこもこのソファがあってゆっくりと落ち着いて過ごせそう。


また、電子レンジ・冷蔵庫・ロッカーなどもあって設備は結構充実している。


ありがたいことにウォーターサーバー付き。喉が渇いたら気軽に水を飲めるのは嬉しいところだ。


ドミトリーはラウンジと直結しているようで、カーテンを開けてみたら箱型ベッドがズラリ。


筆者の寝床は2段ベッドの下段。柔らかそうな掛け布団とマットレスが見える。ゴロンと寝っ転がりたいが時間的にまだ早い。


中に入ってみると高さがあって結構広め。枕元には荷物置き場があってリュックを立てかけるのにピッタリ。

また、左右の壁に電源コンセントが付いているのもナイス。差し込み口がたくさんあって便利である。


さらにドミトリーを進んでいくとトイレ・シャワールームへ繋がるドアが現れた。汗もタップリとかいたことだし、シャワーを浴びてサッパリしよう。


トイレ・シャワールームはそれぞれ2カ所ずつ備わっている。すべて男女共用で少し数が足りない気もするが、ラッシュアワーを避けて使えば大丈夫だろう。


洗面所の突き当たりにはまたまたドアがあって、これを開けるとエントランス・フロントに戻る。


フロアは「ロの字型」構造になっていて移動がとにかくラク。シャワー後は玄関側のドアから出れば、全然物音を立てずにラウンジへ行ける。

なんだかカラクリ屋敷みたいで心を惹かれてしまった。


その後はラウンジで仕事をしたり休憩したりしてマッタリとくつろいだ。思っていたよりも過ごしやすく、まるで自宅にいるような気分

最寄りの目白駅から池袋駅・新宿駅までわずか数分で着くし、観光や出張の拠点としてはかなりオススメ

わりと穴場な宿だと思うので、みなさんも機会があれば泊まってみてはいかがだろうか。


・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称 bnb+ Secret Base Mejiro
住所 東京都豊島区目白3-2-9 村松ビル 2F

参考リンク:楽天トラベル
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.

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