静岡県熱海市にポケモンが、そしてピカチュウがやってきた……! ポケセンが静岡に無いことをずっと嘆いてたら、ポケモンが向こうからやってきたぞ! やったーー!!!!

正確には、2024年7月6日より『ポケモン×工芸展 ー美とわざの大発見ー』という巡回展が熱海市のMOA美術館で開催されているのだ。静岡県の美術館を会場に選んでくれてありがとうございます!

工芸展は本当に素晴らしい内容なのだが、ポケモンバカである私(まろ)が展示同様に推したいのは「ピカチュウグリーティング」。着物を着たピカチュウがMOA美術館にやってくるというだけで幸せなのに、その実施場所が最高すぎるのだ。

それは……



能楽堂!!!!!!


ピカチュウグリーティングの会場はまさかまさかの能楽堂。ピカチュウが着物を着てるだけで最高にかわいいのに、こんな素晴らしい舞台まで用意されているのである! 神すぎるだろ!


時間になると、下手の橋掛かりからピカチュウが歩いてきて……


舞台の上でご挨拶! かわいすぎるぅぅぅぅ! ピカチュウが着ている着物は「工事繋ぎ」という伝統的な柄で、耳にはかわいい和飾りが。



ピカチュウのオスメスはしっぽの形で見分けることができるのだが、この子のしっぽはハート型なので女の子だね。歩き方とかポーズとかところどころ女の子って感じがしてなおさらかわいい……!


最初の数分はピカチュウ単体での写真タイムだ。各方面に向けて目線とポーズをキメてく様はまさにプロアイドル。あまりのかわいさに連写が止まらん……!


その後は、ピカチュウと一緒に写真が撮れる整理券(各回抽選50組)を持っている人たちの撮影タイムへと入っていく。

客席の半分は、その最高すぎる権利を勝ち取った人々のエリアになっていたが、もう半分のエリアには入場整理券を貰うだけでサッと入ることができた。つまり、能楽堂でピカチュウ単体の写真や動画を撮るだけならそこまで気合いを入れて挑まなくても大丈夫なのだ。


着物ピカチュウ×能楽堂というこの奇跡の組み合わせは、さすがにこの先何度も味わえるものでは無い。こんなんピカオタ大歓喜だよね。

少なくとも私はグリだけで十分すぎるほど満足することができた。まだ工芸展を1ミリも見ていない段階だったのに、心の底から熱海まで来てよかったって思ったぞ。

この素晴らしすぎるピカチュウグリーティングは、MOA美術館での「ポケモン工芸展」会期中にあと3日開催される。1日につき3〜4回の枠があるから、チャンスはまだまだ残されているぞ! 最高の舞台で輝く着物ピカチュウのかわいさを目に焼き付けろ!


参考リンク:MOA美術館
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
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▼グリ詳細はこちら。現在は抽選になっているので、最新情報はHPよりチェックしてください

▼工芸展限定のグッズも見逃せない。おうちに着物ピカチュウ連れ帰りました


▼この先は工芸展の作品を少しご紹介。今後行く予定の方はネタバレになっちゃうのでご注意を。

▼会場には年代も専門もバラバラな20名の作家さんが手がけたポケモン作品が。今までに無かった新たなポケモンの表現を我々に魅せてくれる。

▼入口すぐにある、福田亨さんの《雨あがり》。アゲハント推しとかではないが、素敵すぎてTシャツ買っちゃったよ

▼お客さんの滞在時間が1番長そうだったのは葉山有樹さんの《森羅万象ポケモン壷》。よーく見てみると……

めちゃくちゃたくさんのポケモンが描かれているぞ! その数は500匹以上で、フリーハンドで描いているんだとか。この中から推しポケモンを見つけるのが楽しい!

▼その他にも、螺鈿の技法でアンノーン文字が施された、池田晃将さんの《未知文黒御影茶器》や、

今にも動き出しそうな桝本佳子さんの信楽焼に、

植葉香澄さんの花器《羊歯唐草文シェイミ》など、ついつい魅入ってしまう多種多様な作品が作家ごとに展示されている。

▼MOA美術館でのポケモン工芸展は、2024年9月9日までの開催。その後は、東京・愛知・青森・長崎と巡回予定だ。


▼MOA美術館自体初めてだったけど、オシャレで写真映えする美術館でした! カフェや緑が多くていいね。

▼ポケモン全然関係ないけど、美術館内にある鎧塚氏プロデュースカフェのケーキがびっくりするほど美味しかったのでオススメ!

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