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【なぜ?】三笘選手の試合を観に行く上司にケンタッキー「観戦バーレル」を勧めた結果 → 現地からブチギレLINEが来たでござる

55分前

サッカー日本代表の三笘薫選手が所属するブライトン(プレミアリーグ)がジャパンツアーを実施。2024年7月24日に鹿島アントラーズ、7月28日に東京ヴェルディと対戦した。配信等でご覧になった方も多いのではないか。

聞けば我々の上司・Yoshioはヴェルディ戦を現地で観戦するという。大の三笘ファンであるYoshio。当日はさぞ盛り上がったに違いない。と思いきや……なぜだろう。どうもブチギレているご様子だ。一体何があったのか?

・三笘ファンの上司

2022年のカタールW杯で国民的英雄になった三笘選手だが、私(あひるねこ)が三苫選手の存在を知ったきっかけは、実はYoshioだった。大会前から頻繁に三笘選手のことを話題に出していたと記憶している。


「川崎フロンターレから海外に移籍したあたりからのファンだから、俺は全然ニワカなんだけどね」と控えめに語るYoshio。しかし、その熱意は本物だ。三笘選手のプレーを生で拝めることを、Yoshioは心から楽しみにしていた。

・勧めたい

当日は家族と一緒に会場に行くというので、私はYoshioにあるとっておきのアイテムを紹介することに。それがこちら!


ケンタッキーの『観戦バーレル』である。



『観戦バーレル』は夏のイベントやスポーツ観戦のお供として期間限定で売り出されている商品で、スポーティーなデザインが施された限定パッケージが特徴だ。お値段は税込1280円。


中身はオリジナルチキンが3ピースに……


ポテト(S)が3個。


通常購入価格は税込1800円なので、なんと520円もお得になる計算だぞ。Yoshioさん、ちょうどいいじゃないですか! これを持って三笘を応援しに行ってくださいよ!!


そして運命の日曜日──。



・突然の出来事

子供をお風呂に入れ、リビングに戻ってきた私は、スマホにYoshioからのLINE通知が来ていることに気付いた。まさか三笘選手がゴールを決めたんだろうか? すぐさま手に取るも、よく見ると……


「16件のメッセージと14枚の写真」


何だこの鬼LINE! 束縛キツめの彼女か!! それにしても、上司のおっさんからのLINEほど心躍らないものはない。未読スルーという選択肢も考慮に入れつつ、しぶしぶ開いてみたところ……


え!?


いや、ちょ……


うわあああああああああああ


・意味不明

まったくもって意図は分からないが、完全にブチギレているらしいことはよく伝わってきた。つーか、合間にちょいちょい佐藤スタンプ入れてくんな! どっちがキレてんのか分かんねーよ!! 交互にキレてんのか!


そもそも、なぜYoshioはこんなにブチギレているのだろう? 念願の三笘選手に会えるのだから、そこはブチ上がるべきでは? 不可解な怒りの原因は……なんとケンタッキーだったのである。順を追って話そう。



・ブチギレの理由

この日、会場で観戦したのはYoshioと、Yoshioの奥さま、甥っ子のリアム、そしてリアムパパの4人だ。Yoshioは私に勧められるがまま『観戦バーレル』を買って入場したらしいのだが……(国立競技場は持ち込みOK)


先述した通り『観戦バーレル』の中身は、オリチキ3ピースにポテトが3個。つまり実質3人用となっている。その結果、現地で何が起きたか? そう……


Yoshio、余る……!

・余る上司

わざわざ買っていったのに、ただ一人チキンにありつけず、かろうじてポテトを恵んでもらうという屈辱的状況。「おい、話が違うじゃねーか!」と私に送ってきたのが、先ほどのブチギレLINEだったというワケである。


なるほど、たしかに気の毒な話だ。バーレルの中身を正確に伝えなかった私にも責任の一端があるのかもしれない。だがYoshioよ、これだけ言わせてくれ……


知らんがな!!!!



・知らん

全部で何人で行くとか知らん! 家族間でのYoshioの立ち位置もまったく知らん!! 基本知らん! 日曜に妙なLINEしてくるんじゃねェェェェェエエエエエ!!!

唯一の救いはリアムが喜んでいたことか。三笘選手のプレーも含め、きっといい思い出になったことだろう。そう、Yoshioは犠牲になったのだ。未来ある青年の笑顔のために……。


・Yoshioの1ミリ

『観戦バーレル』は8月20日までの期間限定販売となっている。イベントや観戦のお供にぴったりの商品であるが、1ミリでも判断を間違えるとYoshioと同じ運命を辿ることになるので注意してほしい。

1ミリの奇跡は三笘選手に任せ、チキンと試合を楽しむことだけに専念した方がいいだろう。ぜひ参考にされたし。

参考リンク:ケンタッキーフライドチキン
執筆:オリジナルチキン原理主義者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:LINE(iOS)

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