2024年7月28日に幕張メッセで開催された、ワンダーフェスティバル2024[夏]（以下ワンフェス）。今回はグッスマ率いるワンホビが同時開催されず、会場で見られる企業の新作フィギュアは控えめだったと思われる。

それでも総数はかなりのもので、予約開始前のものだけに絞っても、到底1本の記事では紹介しきれないほど豊作だ！　ということで、凄まじい数の新作フィギュアから、特に注目度の高そうなものを紹介するぞ！

・グッスマ不在

グッスマ連合によるワンホビの不在を当日まで知らなかった参加者もいたようで、会場でグッスマの不在に驚いている人を見かけた。

グッスマはつい先日、ベルサール秋葉原にて「スマイルフェス2024」を開催し、そこで新旧様々なフィギュアを展示したばかりだ。今週末には大阪の梅田サウスホールでの開催を控えている。詳しいことは不明だが、ワンフェス不参加はその辺が絡んでいるのかもしれない。

さて、ワンフェスで公開されるメーカー各社の新作フィギュアは、往々にしてその時々で勢いのあるコンテンツのものとなる。

昨今の戦況を見るに、今期は “透き通るような世界観で送る学園RPG” こと「ブルーアーカイブ -Blue Archive-(ブルアカ)」のフィギュアで溢れかえってもおかしくないところだが、ブルアカの新作フィギュアは件のグッスマ連合がスマフェスにて多数発表したばかり。

他には、ウマ娘のフィギュアも姿を消す（やはりグッスマと、その提携･関係企業産が多いゆえ）など、今回のワンフェスの企業エリアは、昨今のフィギュア系イベントとしては意外性のあるパワーバランスとなっていたように感じる。

・アズレンなど

何だかんだで最大勢力を誇っていたのはYostarの「アズールレーン」で、圧倒的に布面積の少ないフィギュアがメーカー横断で大量に登場していた。

新興勢力としては、話題の新作ゲーム「ゼンレスゾーンゼロ（ゼンゼロ）」だろうか。まだサービスが始まって1ヵ月も経たないというのに、早くもスケールフィギュアが展示可能な状態に至っている。今後も勢力を拡大していきそうな気配を感じる。

逆に、現在の覇権の一角だと思われる「学園アイドルマスター」からは、東京フィギュアで監修中の花海佑芽のグレースケールしか見当たらなかった気がする。

PLUMで藤田ことねが、spiritaleで篠澤広がそれぞれフィギュア化される旨が発表されているので、遠からず進展の様子が見られるかもしれない。今後の発表を楽しみに待とう。

他は「推しの子」、「この素晴らしい世界に祝福を！」、「狼と香辛料」、「勝利の女神 NIKKE」など、昨今の人気作品のキャラクターが順当にフィギュア化されていたイメージ。

冒頭でも述べたとおり、全ブースの全てのフィギュアは、とてもではないが紹介しきれない。ということで基本的に監修中や発売日・価格等が不明なもので、会場で特に注目されていたように見えたものに絞って紹介するぞ！

参考リンク：ワンダーフェスティバル2024[夏]
執筆：江川資具
Photo：RocketNews24.

▼あみあみホビーキャンプ。公式のレポートを見た方が良い。ニップレスと前貼りでドヤ顔するマジアマゼンタも、公式なら見られる。















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