出張や観光で都内に滞在している間もトレーニングがしたい。でもジム併設のホテルは高そう……と思っていたら、宿泊予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」で良さげな宿を見つけた。

なんと1泊3295円のホステルに本格的なフィットネスジムが併設しているという。しかも都営新宿線「馬喰横山(ばくろよこやま)駅」から徒歩約1分らしいので、会社のある新宿まで15分ほどで着く。これは便利! ってことで、泊まってみた。

・馬喰横山駅


都営新宿線の中で最も迫力のある駅名「馬喰横山」。名前の由来は「馬に関係する家業の人々が始めた町だから」だそうだ。駅構内には立派な馬のブロンズ像も設置されている。




・ジム併設のホステル


そんな馬喰横山駅のA1出口・A2出口から歩いて1分もかからない場所にあるのが『obi hostel(オビホステル)』だ。フロントは1階。



カフェバーも併設(9:00〜23:00)されていて、チェックイン時に翌日の朝食を頼むこともできる。スタッフの方曰く、前日までに注文した方が安くなるらしい。



ついでにジム利用について尋ねてみると「別料金880円」とのこと。宿泊費と合わせて約4000円。ってことで、今回は朝食は頼まずジムを利用させてもらうことに。ジムは24時間利用可能なのもポイント。




・ジムを見学

ジムは2階と3階。カードキーで入室可能となる。有酸素運動エリアと筋トレエリアがあるようだ。


さらにシャワールームがあるのが良い。客室階の共用シャワーが混雑していたらジムの方を使えばいいからだ。




・客室階へ

さて、ジムを見学してから客室のある4階へ。男女共用で宿泊客の大半が外国人のようだ。


この日はたまたまなのか、それともジム利用者が多いのか、タンクトップ姿の方が非常に多く、バックパッカーの宿というより軍人の合宿所みたいな雰囲気だった。タオルは各ベッドに置いてある。館内着はなし。



トイレと洗面所は同じ階にあるが、シャワーとランドリーを利用するなら5階(1つ上の階)に行かないといけない。移動はエレベーター。やはり今日はジムのシャワーを使わせてもらうことにした。




・ベッドへ

さあ、あとは寝るだけ。各ベッドに照明スイッチ・USB・コンセントがある。また、各ベッドはカーテンと合板で仕切られているが、ハシゴの上り下りが結構響くうえに音漏れも激しい。一応耳栓があるものの……


先にも述べたように、この日はたまたまタンクトップ軍団が集結していたためイビキの大合唱が炸裂。下からも横からも耳栓を突き破るレベルの振動 & 爆音。グァ、ゴゴゴ、ギェァァ、ガイッッ……いやいや全然眠れん!


その後、耳栓を捨ててイヤホンを装着し、森林セラピー的な音楽を聴きながら気合いで寝たのだった。ただ、ホステルに泊まるならこのくらい我慢すべきだろう。今後は耳栓の上からヘッドホンでもしようと思う。



・ジムへ

早めに起きて2階のジムへ。ひと汗かいてからシャワーを浴びて出勤したい。夜より朝の方が空いているようだ。スッキリした気分で1日が始まる。



ちなみに宿の目の前にはスーパーがあり、コンビニも飲食店も徒歩圏内に色々ある。そんでもって駅近。ジムもカフェバーも併設されている安宿は間違いなく便利だ。男女一緒のドミトリーに抵抗がなければ女性にもおすすめ。機会があればぜひ!


・今回ご紹介した施設の詳細データ

店名obi hostel
住所:東京都中央区日本橋横山町3-14

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.