もし仮にだ、深夜に急に美味い食パンを食べたくなったらどうするか? コンビニに走ってもいい。深夜営業をしているスーパーに走っても良いだろう。
それらも良いのだが、私はこう言いたい。本当に美味いパンを食べたくなったら、江東区・東陽町に走れ! なぜなら、24時間年中無休の「モン・シェール アヴニール」の工場直売所があるからだ。早朝だろうが深夜だろうが、売り切れでない限りいつでも美味しいパンを買えるぞ~!
・早朝だろうと、深夜だろうと
お店は東京メトロ東西線の東陽町駅から、徒歩約5分のところにある。近くまで行けば、店の看板が見えなくてもその場所がわかるはず。なぜなら、周辺は甘やかなニオイがしているからだ。実際私(佐藤)も看板を目にしなくてもわかった。この建物が工場だ。
ここが目的のお店だ。
軒先には同社のコンセプトである「心に残る味」と記されている。
正直私は名前は知っているけど、このお店の商品を食べたことがない。したがって、いまだ私の心にはモン・シェールの味が残っていないことになる。はたして食べた後に、私の胸に味の余韻は残っているのだろうか?
こちらで扱っている商品はデニッシュ食パンである。販売商品は日によって異なっており、この日のラインナップは「プレーン」「黒蜜きな粉」「バナナシナモン」の3種である。なお、プレーンは2斤で税込1080円。そのほかのフレーバーパンは1.5斤税込1400円である。
ちなみにバナナシナモンは今月最終!! 数量限定! そういう言葉に弱いんだよなあ~。買うしかねえ!
そんなわけで、プレーンとバナナシナモンをそれぞれ1本ずつ購入した。紙袋に入れてもらったんだけど、これがすごく重い……。デニッシュ食パンってこんなに重かったっけ? とりあえず帰ったら重さを測ってみるとしよう。
・心に残る味
ということで持ち帰りました。茶色の袋がバナナシナモン、乳白色の袋がプレーンである。
それぞれ重さを測ってみよう。まずはプレーンは……、877グラム。
バナナシナモンは~……、758グラム。2つで約1.5キロは持ち歩くには重いなあ。もう1本何か買ってたら、手提げ袋で持ち帰るのはツラかっただろうなあ……。
袋から出してみると~、おお! 美味そう!! きっと美味いに違いない。
カットすると、ほのかに漂うバターの香り。生地のキメがとても細かい。こりゃ、かなり味に期待できる!
バナナシナモンは、その名の通りに華やかなシナモンの香り。
カットしたらバナナの甘~いニオイがしている。このままかぶりついてしまいたい! お店が推奨する美味しい食べ方は、まずはそのまま。次にレンジで温めて。最後にトーストすると良いようだ。
そのままも良いけど、食パンはトースト派なのでどちらもトーストさせて頂きます。
軽くトーストしただけで、これはもうご馳走です。できればバターをたっぷり塗りたいところだけど、あいにく編集部で切らしていたので、焼いたままを食べることに。いや、きっとバターなんてなくたって、絶対美味しいはず!
実際に食べてみると、サクっとした歯ざわりが大変心地よいです。むしろバターを塗ってしっとりさせなくて正解だったかも。
プレーンは噛むごとに生クリームの豊かな風味が口いっぱいに広がり、ほのかな甘さが後に残る。バナナシナモンは、シナモンの香りが鼻をくすぐり、口に入れるとバナナの甘さ。それぞれに特徴があって、なおかつ美味しい!
ご近所の皆さんは、毎朝食卓にこのお店のトーストが並んでいるのだろうか? はっきり言ってうらやましい! 私も近所に住んでいたなら毎週買いに来るに違いない。
つまりは、ここの味は私の「心に残る味」となったのだ。できれば、またすぐに買いに来よう。それがたとえ早朝であっても、深夜であっても問題ない。だって24時間年中無休なのだから。
なお、遠方の方はネット販売で購入可能なので、そちらを利用していただき、デニッシュ食パンの美味しさを心に刻んで頂きたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 モン・シェール アヴニール
住所 東京都江東区東陽5丁目24-10
時間 24時間
定休日 なし
参考リンク:モン・シェール アヴニール
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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