先日、アホな上司ことYoshioに誘われ、埼玉奥地の山奥にそびえ立つ100万円の古民家(ロケット荘)に行ってきた。恐怖のドッキリなどの撮影を無事に終え、そろそろ解散というタイミングで急に「ハンモックで遊びたい」とYoshio。
どうやらヴィレヴァンの福袋に入っていたハンモックを持参してきたらしい。たしかに編集部に設置できるスペースはないし、自然豊かな場所でハンモックに揺られたら気持ちいいだろう。とはいえ、どこに設置すれば良いのだろうか。
・ハンモックに揺られたい
ヴィレッジヴァンガード史上最高額、2024年の「ゴールド福袋(1万6500円)」に入っていたハンモック。2種類(座るタイプ・寝るタイプ)のうち、今回Yoshioが持ってきたのは、ゴロンと横になれる「寝るタイプのハンモック」だ。
ちなみに福袋には「ハンモックスタンド」も入っていたが、Yoshioはスタンドを使わずにロケット荘のどこか良きところに設置したいらしい。
・昔の倉庫らしき場所
Yoshioが狙いを定めたのは倉庫の外枠だけが残っている場所。屋根があるから雨が降っても濡れないうえに “半屋外” だから自然と一体化できそうである。
しかし……
Yoshio「なんかここは違うな……」
ハンモックの長さが足りず、どう頑張っても設置できないことは誰の目にも明らかだったが、Yoshioは「ここでもいいけど雰囲気的に別の場所の方がいい」という言い方をしていた。
では、どこに設置するのだろうか。
Yoshioの出した答えは……
Yoshio「人力しかねぇ」
・人力
「人力」とはもちろん、スタンドの代わりに両脇に立つ人間がハンモックを力強く握るスタイルのこと。
Yoshioから「これ記事になる?」と言われた瞬間、稲妻のような衝撃が走ったが……どんなネタでも記事にするのが我々の仕事。以下で、オッサン3人が人力ハンモックで遊んでいる様子をレポートしたい。
ブッチ「重い、重いって!」
Yoshio「痛い痛い痛い!」
ブッチ「重い、重いって!」
砂子間「痛い痛い痛い!」
…………
ブッチ「ギャァァアアア」
ブッチ「次は頼むよ」
ブッチ「ギャァァアアアア」
・危険
というわけで、やっぱりハンモックはスタンド等に設置して使うようにしよう。人力は危険なのでおすすめしません。
【完】
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.