さあ、来たぞ大雨。どうも梅雨の時期が始まったっぽい。
となると悩むのが「どんな靴を履けば良いのか」という問題であるが、頻繁にスコールも降る海外の国にも行きまくる “5万円バックパッカー” の私の中では、もうすでに答えは出ている。
いきなり回答を書いてしまうが、私が常に海外旅行に履いていく靴は……
・履き心地最強のアシックス
Amazonでも買える、アシックスのトレイルランニングシューズ「GT-1000」である。
色は3色あって、私の持っている黒は品切れっぽいけども、価格はだいたい16000円くらい。
んで、これの何が最強なのかというと、ズバリ、素材が「ゴアテックス(GORE-TEX)」であること。
ゴアテックスってのは簡単に説明すると「防水性、防風性、透湿性」に優れた素材のことで、雨なんてヘッチャラ。
ちょっとした水たまりも、余裕のヨッチャンでズンズンと入ることができてしまうほどの防水性。
もちろん靴だけではなく、ジャケットやパンツやバッグなどにも使われてる機能的な素材だが、もしもまだゴアテックス未経験だとしたら、とりあえずスニーカーから買ってみるとイイ。
きっと雨の日の世界が変わるから。
さてさて話をアシックス「GT-1000」に戻すが、なにより他のGORE-TEXスニーカーよりも優れているなと思うのが、圧倒的な履きやすさ。
そして、日本人の足に合っているのか、どんだけ歩いても疲れにくい。おまけにフォルムもカッコイイ。
そんな理由から、ここ最近の「5万円海外旅行」での私のスニーカーは、絶対にこのアシックス「GT-1000」なのである。
・オシャレのサロモン
次点でオススメしたいのは、サロモン(Salomon)というフランスのメーカーが出しているトレイルランニングシューズ『SPEEDCROSS 5 GORE-TEX』。
これもイイ。実にイイ。なによりも、めちゃくちゃカッコイイ。そしてもちろん、このシューズもゴアテックスだ。
実は私、2015年からサロモンを履いている古参のサロモンユーザーなのだが(←マウント)、なぜかここ最近になってきてサロモンは「オシャレなアイテム」としての地位を確立。
事実、ものすごく良い製品ではあるのだけれど、サロモン自体の価値が上昇している感もあり、なかなかハードな海外旅行に連れて行けないような感じになってしまったのである。
それゆえ、サロモン『SPEEDCROSS 5 GORE-TEX』は、私の中では「国内での雨の日用オシャレ靴」として活用している。
・安くて楽チンなのはミズノ
最後にご紹介したいのは、ミズノのウォーキングシューズ『ウエーブエボーク GTX』なるモデル。
しっかりとしたゴアテックスなのに、価格が安めなのがまずウレシイ。この原稿の執筆次点(2024年6月18日)では、11970円で売られている。
この商品の良いところは、なんといっても「気軽に履ける」ところ。
先述サロモン『SPEEDCROSS 5 GORE-TEX』の対極にあるゴアテックススニーカーといっても良いだろう。
普段使いができるゴアテックス。それでいてデザインもオシャレだし、履き心地も、なんというか「ものすごく楽(ラク)」なのだ。
・それぞれのまとめ
履き心地についてまとめると、アシックスは「最強のフィット感」で、サロモンは「少し細めではある」、そしてミズノは「ラクチン」てな感じ。
価格はアシックス16000円くらい、サロモン20000円オーバー、ミズノ12000円くらいかな〜。
ゴアテックスによる防水性能は、どれもこれも完璧のひとこと。
でも歩きやすさでアシックスが一歩リードしているかな〜と私は思う。
なお最後に。私はちょっと変わったところがあり、「納得できるものではないと靴箱に入れたくない」という病的な習性がある。
これまで、いろいろなゴアテックス(ならびにゴアテックスでなくても防水仕様になったスニーカー)などの商品を買っては履いて、少しでも「違うな」と思ったら即メルカリで売ってきた。
そのような長い長いトーナメントを生き残ったのが上記の3足であることを、恐縮ながら説明しておきたい。
もう答えは出ているので、私はしばらく雨の日の靴選びで悩むことはない。もしも悩んでいる人がいたら、参考になれば幸いである。
参考リンク:Gore-Tex、Amazon「アシックス GT-1000」、「サロモン SPEEDCROSS 5 GORE-TEX」、「ミズノ ウエーブエボーク GTX」
執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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