2021年より連載を開始し、これまで11回をお届けしてきた「ホテルの朝食だけ食べたい」。そのコンセプトは「高級なモーニングを食べたい! だが、泊まれるほどの金はない!!」である。
しばしの時を経て、この記事では『オリエンタルホテル福岡 博多ステーション』の朝食ビュッフェをご紹介したい。ズバリ、福岡に出かける人は必見! 超優良な朝食ビュッフェを見つけちゃったゾ!!
・ひらお級の優秀さ
ここで唐突ではあるが、福岡といえば「天ぷらのひらお」である。そのウマさと圧倒的なコストパフォーマンスは “福岡最強グルメ” の一角。何より店を出た後「ひらおに来てよかった~」と心が満たされる。
そういう意味で『オリエンタルホテル福岡 博多ステーション』は、ひらお級に心が満たされる朝食ビュッフェだ。次回、私が福岡に寄る際は、また絶対に訪れてしまうことだろう。
・立地最高
さて、その『オリエンタルホテル福岡 博多ステーション』は、JR博多駅筑紫口(ちくしぐち)から徒歩1分のところにある。大げさではなくロータリー内にあるため、立地的な条件は最高だ。
朝食ビュッフェは同ホテル地下1階のレストラン「LINK SQUARE」で開催。ホテルの外から地下1階までエレベーターで降りたら、すぐに「LINK SQUARE」があった。
営業時間は朝7時から10時半までで、ラストオーダーは10時。料金は大人が3300円で、4歳から小学生が1650円、3歳以下のお子さまは無料となっている。もちろん宿泊無しでも利用可能だ。
・いきなり
で、入ってそうそう私はド肝を抜かれてしまった。え、ちょっと待って……?
オレンジジュースのマシンやん!
そう、最近都内でもちょいちょい見かける生絞りオレンジジュース自販機のようなマシンがあったのである!! ウホ、これだけでめちゃめちゃテンション上がるゥゥゥウウウウ! さらに……
ドーナツが映え映え!!
専用のラックにディスプレイされたドーナツは、遊び心にあふれたワクワク仕様。私が朝食ビュッフェに求めるワクワク感が、オレンジジュースとドーナツで早くも満たされてしまった。ここは当たりだ! 当たりに決まってる!!
・和食も洋食もラーメンも
その予感を裏付けるように、和食と洋食を中心にラインナップは全50種類以上。名物の「辛子明太子」は当然として、珍しいところでは博多名物の「博多ラーメン」も取り揃えられていた。
さらにライブキッチンでは「ハンバーガー」とクロワッサンのようなワッフル「クロッフル」が注文できる。どちらも味はもちろんのこと、ミニサイズである点も優しい心遣いを感じた次第だ。
で、1週目ドーーーーン!
・流石のホテルクオリティ
ツヤツヤの白米の上に豪快に盛り付けた辛子明太子は単なる至福。洋食はトゥルントゥルンのスクランブルエッグの他、千葉県の系列店で人気No.1だという白身魚とマッシュルームのアヒージョが最高にウマかった。
また2週目の「カレー」は玉ねぎの甘さが最高で、メロンと生ハムで「セルフ生ハムメロン」も可能! は、腹がハチ切れる……!! でも全部おいしすぎて手が止まらねぇぇええええ!
結局最後は「プリン」でフィニッシュ。このプリンも自分でカラメルソースを追加できるため、禁断の「超たっぷりカラメルソースプリン」も実現できちゃった。……最高ス! もう次回の福岡はここに泊まるっス!!
・一戦必勝
何より強く感じたのは「絶対にお客さんを満足させてみせる!」という強い意気込み。その気迫が料理や雰囲気に現れており、私なんぞは1発でトリコになってしまった。立地と価格も含め、満足度はハンパなく高い。
なお「LINK SQUARE」ではビュッフェスタイルのランチも実施しているとのこと。朝食が最高だっただけにランチもかなり良さそう! いずれ機会があればぜひ出かけてみたい。
とにもかくにも『オリエンタルホテル福岡 博多ステーション』では、天ぷらひらおレベルに心が満たされる朝食が食べられる!! 福岡にお出かけになる際は、ぜひ足を運んで欲しい超優良朝食ビュッフェであった。
参考リンク:オリエンタルホテル福岡 博多ステーション
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.