スターバックスがまた、粋なドリンクを出しているとの情報をキャッチした。店舗超限定で販売されている『My フルーツ³ フラペチーノ』だ。
なんとこちら、ベースやトッピングのフルーツを自由に組み合わせることが出来るという。聞くからに楽しそうではないか。販売店は順次増えているようだが少なく、2024年2月13日時点でたったの15店舗。
運良く記者が暮らしている地域にも2024年2月頭にやって来たというので、さっそく試しに行ってみた。選択肢があり過ぎて迷うが、店員さんに教えてもらいつつ何とか好みの1杯を見つけられた……と思う!
・10店舗ちょっとでしか販売されていない
まず何よりも、どこで販売しているかが気になるだろう。以下にざっと書き出してみたので、参考にしてほしい。冒頭に書いた通り、今後もじわじわと増える可能性がある。
どうしても飲みたいが近場に該当店がない人は、小まめにスタバの公式サイトを確認してみるといいだろう。
【My フルーツ³ フラペチーノ 販売店(2024年2月13日時点)】
・ルミネ川越店
・宇都宮イトーヨーカドー店
・米子 TSUTAYA角盤町店
・イオンモールKYOTO店
・アリオ川口店
・奈良鴻ノ池運動公園店
・ミーツ国分寺店
・高崎オーパ店
・岡山一番街店
・渋谷ストリーム店
・表参道ヒルズ店
・アーバンドック ららぽーと豊洲3 地下1階店
・ペリエ千葉5階店
・イオンモール幕張新都心エキマエ店
・ららぽーと富士見3階店
どのような基準でこれらの店舗になったのかはわからないが、比較的観光地が選ばれているような気もする。いずれにせよ、都会だけに集中していないところに好感が持てよう。
提供してくれる店舗では大きなポスターがドンと掲載されており、かなり気合を入れているようだ。
メニュー表には指標となる、オススメの組み合わせがすでに示されていた。いずれもトールサイズのみで、税込750円。
我々が選べるのは「ブレンドするフルーツ」「ベース」「カップインするフルーツ」「ホイップクリームのフルーツ」の4つ。
ブレンドするフルーツは、ストロベリー・グレープ・オレンジ&ピンクグレープフルーツの中から。ベースはスターバックスミルク・アーモンドミルク・ソイミルク・オーツミルク・ブラックティー・パッションティーの中から。
カップインするフルーツはストロベリー・ピーチ・オレンジ&パッションフルーツの中から。ホイップクリームのフルーツはストロベリーホイップ・スタンダードのホイップクリーム・ホイップクリームなしの中からチョイスする。
それではいざ、組み合わせてみるぞ!
・沼にハマるかも
記者はまず『ストロベリー』と『グレープ & ピーチ』をもとに、作ってもらうことにした。店員さん曰く、はじめての人はお手本に従って飲むのがベストだそうだ。
ただしカスタムによって「さっぱりとまろやかさと、両方試すことが出来るところが魅力」という。さっぱりさせるためにはティーを、まろやかさを楽しむためにはミルクを選択すると良いと教えて下さった。
例えば「ストロベリーとティー、ピーチ果肉の相性も良いと思う」とのことだったので、今回はそのようにして飲んでみることにする。
もう一方のグレープ『グレープ & ピーチ』はまろやかさを求めてソイミルクを使用、オレンジ&パッションフルーツと通常ホイップクリームを選んでみた。
そうして出来上がったものは……色鮮やかで奇麗!! これを全国の店舗で販売したならば、毎日今以上に長蛇の列ができるだろうなあ、という見た目をしている。
まず『ストロベリー』から飲んでみると、パッションティー独特の酸っぱさが心地よい。酸味が苦手な人はブラックティーのほうが安心して飲むことが出来るだろうが、個人的には酸っぱい方が好きなので良しだ。
ピーチの優しい甘みとの相性ももちろん良く、グビグビ飲めてしまう。ふんわりストロベリーが香るホイップクリームと混ぜながら飲むと、より角が取れて飲みやすい。美味しい。
通常店舗で紅茶系のフラペチーノが出てくることが嬉しいし、ストロベリーとピーチだなんてものすごく豪華だ。これはかなり満足度が高い。
次に『グレープ & ピーチ』だが、ミルクの優しさが確かにまろやかで飲みやすい。グレープがジューシーで、パッションフルーツのプチプチ感がアクセントになっていて、これまた美味しい。
ストロベリーほどゴクゴクいく感じではないが、それでも爽やかなので、気が付いたらなくなっている感じだ。なんならもう少し飲めた気がする。
なんだかもう、どの組み合わせでもこれ以上ないくらいに美味しく出来上がるのでは、という気がしてくる。いずれも大正解であったことは間違いない。
今日はコレとコレ、明日はコレとソレ、というように組み合わせを変えながら片っ端から試してみたくなるドリンクだ。
『My フルーツ³ フラペチーノ』をきっかけにスタバの沼にハマってしまう人が増えるのではないかと、少し心配している。
とにもかくにもそれくらい魅力あふれるフラペチーノなので、チャンスがある人は試してみるといいだろう。近くに該当店舗がない人は、いつかやって来ることを一緒に祈ろう。
参考リンク:スターバックス
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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