
安くて旨いものも悪くないが、ちょっとだけ予算を増やすと劇的に美味しくなる。食べ物ってそんな性質を持っている気がする。
筆者が最近実感したのはポン酢で、特に高知県馬路村の「ゆずの村」という商品がお気に入りだ。
そんなある日、スーパーで発見した馬路村のポン酢はなにかが違った。なになに? ……えっ、うそぉ! 通常版の2倍も柚子が入ってるのぉ!?!?
・馬路村のポン酢
馬路村のポン酢を知らない方のため、まずは通常版(以下、緑キャップ)からご紹介しよう。
こちらが通常版。高知県以外でも全国のスーパーなどで取り扱われ、価格は500ml入りで800円前後。
大手メーカー製のポン酢と比較すると高価だが、柚子の風味が強くてダシの味も上品で、薄めればそのままスープにできちゃいそうなほどに美味しい。1986年に発売されて以降ファンを増やし続けるロングセラー商品だ。
ちなみに 製造している馬路村は人口800人ほど(2024年現在)の小さな村で、柚子は村の一大産業。ポン酢以外にも「ごっくん馬路村」という缶ジュースが人気で、飲んだことがある方は多いんじゃないかしら。
・柚子2倍ポン酢
馬路村のポン酢には種類があり、冒頭で説明した通り 今回手に入れた通称「幻の赤キャップ」は柚子が2倍使われているという濃厚な品。
価格は360ml入りで600円前後。柚子2倍という数字から想像するよりもお手軽価格ではないだろうか。
緑キャップと並べるとこんな感じ。
緑キャップでは柚子果汁よりも醸造酢をいっぱい使っているところ、赤キャップでは逆になっているんだね。
ほかにも甘み付けが果糖ぶどう糖液糖(緑キャップ)とはちみつ(赤キャップ)だったり、出汁の原料が鰹・昆布(緑キャップ)と宗田鰹・鰹・昆布(赤キャップ)だったりと、なんとなく赤キャップの方が高級路線っぽく見える。
・ポン酢を比べてみた
せっかく2種類の馬路村ポン酢があるので、飲んで比べてみよう。
皿に出した感じ 緑キャップは柚子+醤油的な香りなのに対して、赤キャップは明らかにブワッと柚子が先行する。さすが2倍。
一方 色の違いはほとんどないのだが、赤キャップの方にはオイルの浮きが目立つ。よく見てみると……おや。緑キャップにも微量のオイルがあるではないか。
馬路村のポン酢はどれも柚子を丸ごと絞って作っているのだそう。柚子の皮にはオイルが含まれているので、赤キャップの方が多く目立っているのかもしれないね。
まずは緑キャップから飲んでみる。
酸味と出汁のバランスが絶妙。序盤で「薄めればそのままスープにできる」と書いたがまさにその通りで、塩分さえ気にしなければペロペロいけちゃう。
醸造酢のツンとした酸味も少しあるのだが、それが後味のフルーティーさを際立たせているよう。さすがロングセラー商品といった、ポン酢の王道を行く手堅い旨みが楽しめる。
続けて赤キャップを飲む。
すっぺぇ!
ビックリするほど全面に柚子が押し出されていて、緑の時には感じられなかった皮の苦みや風味まで感じられる。すごいなコレ、今ここで柚子を絞ったんじゃないか? ってぐらいに味も香りも素晴らしい。
非常にサッパリとした味なので、脂がたっぷりのった肉だって ペロリと何枚でも食べられちゃいそうな予感がする。
てっきり赤キャップは 緑キャップの上位互換なんだと思っていたが、まったくの別物と考えた方がよさそうだ。
緑キャップは柚子入りの出汁醤油、赤キャップは出汁醤油入りの柚子果汁。完全に好みで選んじゃっていいような気がする。
最後に赤キャップでサンマとサラダを食べてみたところ……
すごっ! 口の中で柚子が完全再現される!!
絞った果汁とみじん切りにした皮を合わせた、まさにその味と香りがポン酢1本で味わえるなんて。たくさん食べると 舌が痺れるような感覚があるのも意外と悪くない。
「柚子が好きでたまらない」という方は馬路村の「幻の赤キャップ」を試すべし。現場からは以上です!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
高木はるか










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