ロケットニュース24

【謝罪】「イカデビルバーガー(笑)」とか思っててドムドムバーガーさん、申し訳ありませんでした

2024年1月19日

まずはこの場を借りて謝罪させていただきたい。ドムドムバーガーさん、本当に申し訳ございませんでした。正直ちょっと小馬鹿にしていましたが『イカデビルバーガー』はガチで美味しかったです。

ドムドムバーガーの実力は認めているものの『イカデビルバーガー』って(笑)。年明け1発目の新商品が『イカデビルバーガー』って(笑)。実際に口をつける直前まで「イカデビルバーガー(笑)」と思っていました──。

・ショッカーをイメージ

2024年1月19日(金)から全国のドムドムバーガーで発売開始となったイカデビルバーガー。単品価格は790円、セットは1220円となっている。

さて、ドムドムバーガーによると『イカデビルバーガー』は、仮面ライダーに登場する秘密組織「ショッカー」をイメージして開発されたメニューだという。食用の炭を練り込んだブラックバンズは、まさに “ショッカー色” である。

そのブラックバンズに挟まれているのは「イカの唐揚げ」とのことだが、正直この時点で『イカデビルバーガー』を下に見ていたのかもしれない。黒いバンズにイカの唐揚げ……イカデビルバーガー(笑)と。


・イカの唐揚げ(笑)

ビーフ100%どころか「黒毛和牛100%」のパティも珍しくないこの時代。「まいたけバーガー」や「丸ごとカニバーガー」などドムドムの奇想天外なメニューは知っているが、それにしてもイカの唐揚げって(笑)。「ビーフ vs イカ」では勝負になるまい。

ところがどっこい、実際の『イカデビルバーガー』は信じ難いほどウマかった。衝撃を受けたと言ってもいいだろう。冷静に考えてみたところ『イカデビルバーガー』は、以下の3点がとても優れたハンバーガーであった。イカだけにな!



・その1「とてつもないイカの風味」

まず驚いたのは、エゲツないほど強いイカの風味である。それはイカの量で作られた風味ではなく「イカの密度」で醸し出されていた印象だ。味ではなく、とにかくイカの風味が最後の最後まで強いことには驚いた。

『イカデビルバーガー』なので当然かもしれないが、主役は完全にイカ。ただ一般的なハンバーガーよりも存在感は際立っており、米米CLUBで例えるなら完全に「カールスモーキー石井」であった。


・その2「ソースが馬鹿ウマ」

そのイカの風味をさら引き立てていたのがソースである。ドムドムによると「醤油ソースとマヨネーズ」とのことだが、実際はやや甘口のソースという感じだろうか? とにかくソースもめっちゃウマい!

また別添の「激辛イカデビルソース」を追加すると、甘さベースに強烈な辛味のコントラストが楽しめる。個人的にはそのままの方が好みだったが、味変として「激辛イカデビルソース」があるのはありがたかった。



・その3「サクサクを超えたガリガリ食感」

イカデビルバーガーの主役「イカの唐揚げ」は、ところどころ “サクサク” を超えて「ガリガリ」に揚げられている。その食感が最高! 香ばしさも相まって、最後まで味が単調になることなくペロリと平らげられた。

なお、見た目が印象的なバンズであるが、味としては特に特徴はなく、ふっくらとした美味しいバンズである。やはり主役は圧倒的にイカだ。


・ドムドム史に残りそう

前作の「まいたけバーガー」もかなり満足度が高かったが、純粋な味やインパクトを総合的に考えると個人的には『イカデビルバーガー』に軍配を上げたい。食べ終えた後も「ウマかったなぁ」と余韻に浸れるくらいイカデビルバーガーは絶品だ。

ただそれでも私のように「イカデビルバーガー(笑)」と小馬鹿にしている方もいらっしゃるハズ。そんな人は四の五の言わず『イカデビルバーガー』を食べてみて欲しい。そして一緒に謝ろう。「ドムドムバーガーさん、すみませんでした」と。

参考リンク:ドムドムバーガー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
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